影山優佳は「成長しようとする姿勢が印象的」
――今作から加わった、影山優佳さんの起用理由を教えてください
シーズン2では、心野朱梨に新たに後輩のバディをつけたくて、そのイメージが“正義感が強くて、でも心野朱梨やさまざまな犯罪者の感情と出会い、自分が持っていた正義感に疑問を持ったり悩んだりする、視聴者の目線に一番近い存在”でした。
そんな時にある分野のスペシャリストの方々と話される影山さんをお見かけして、しっかり自分の考えをお持ちでかつそれを言語化できるにも拘らず、周りの意見も貪欲に吸収しようとする後輩力がまさに
イメージしていた後輩バディにあまりにもピッタリですぐにオファーさせていただきました。
実際に影山さんはお芝居においても毎シーン毎シーン、そのシーンだからこその自分なりのプランをしっかり持って臨んでくれて、でもその考えに固執することなく、監督や飯豊さんの意見も貪欲に聞いて成長しようとする姿勢がとても印象的でした。
――前作と比べ、飯豊さんの座長ぶりはいかがでしょうか。
シーズン2に関しては特に企画者として一緒に生み出した思いが強いですし、そこまで向き合っていただいていたからこそ、シーズン2が出来ることになったと思っているので感謝しかないです。
飯豊&Greatの掛け合いは「見事」
――撮影中の印象的なエピソードはありますか?
Greatさんに日本人の名前を覚えてもらうのは大変なので、日本人のキャスト・スタッフ全員が自分でニックネームを考えて、そのニックネームで呼び合っていました。
――福田Pが特にお気に入りのシーンはありますか?
やはり飯豊さんとGreatさんと取り調べのシーンはお気に入りです。二人とも言語は通じないのに、表情やせりふの抑揚でちゃんと感情の会話が出来ていたのを目の当たりにした時は、すごい現場に立ち会っているなと感動しました。
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