井上想良「新しいことに飛び込んでみようとするところは自分と似てる」
――井上さん演じるコウキの役どころはいかがですか?
井上:(コウキは)すごいスマートで、何でもできる人みたいなイメージだったんですが、食らうとこは食らったりとすごく普通の人間。別に何かに成れているわけでもないすごく普通の人で、傷つくことは傷つくし、嬉しいことは嬉しいしと、はっきりとしたピュアな人だなと思っています。
――似ているなと感じたり、逆に違うなと感じるところはありますか?
井上:(コウキがカホリに)出会った初日に一緒にご飯に行きましょうと声をかけるところは、自分の気持ちに素直で勇気がないと出来ないことだと思う。そういう新しいことに飛び込んでみようとするところは自分と少し似てるかなって思い、でも、(コウキみたいに)真っすぐ疑わずにピュアに生きることは僕には出来ないので、そこは違ったところです。
――役作りはいかかですか?
井上:日常生活で好きなものは好き、嫌いなものは嫌いとか、ちょっと素直になることをこの期間はすごい意識して生きていました。(コウキの)ピュアな気持ちというか、嬉しい時に嬉しいって思うことや無理に楽しいと思わないことを訓練じゃないですけど、癖付けをしていました。
高田里穂「カホリに初めてをたくさんくれた人がコウキ」
――コウキが出てきてからのカホリはいかかですか?
高田:とても楽しかったです!(コウキが出てくる12/7放送の)第8話ぐらいから、モノローグで語っているシーンなど結構コメディー色が強くなって。想良くんのお芝居もナチュラルで役の境目がないなと感じていて、本当に想良くんがしゃべっているようにコウキがしゃべるから、私もカホリを演じつつも、躍動した気持ちが自然に出てきて、すごくお芝居していても楽しかったなっていう印象があります。
――カホリの成長物語とおっしゃっていましたが、そのあたりはいかがですか?
高田:カホリは妊娠していることが言えない葛藤があり、それで傷ついたりとこれまでのカホリは多分そういう経験がなかっただろうなと思って。だから、そういう意味でもカホリに初めてをたくさんくれた人がコウキなのかなって思います。