0日婚に対し、意見が真逆な二人
――真央は酔った勢いで創と“交際0日婚”をしてしまいます。お二人的に“交際0日婚”はありですか?なしですか?
齊藤:私はなしです。それが本当に安藤部長だったらいいかもしれないけど…、いや、やっぱり“交際0日婚”は断固として拒否します(笑)。
城田:僕はありですね。というのも、うちの兄が“交際0日婚”をしているんですね。それまで僕とずっと一緒に暮らしていたんですけど、ある日「俺、結婚するかも」と突然言い出して。そのときの兄は交際している人もいなかったので、僕は「なに言ってんの」という感じで軽く流していたら、数週間後に「結婚するわ」と言って来たんです。それで本当に結婚したので、僕的にはありだなと思います。
齊藤:そんなことが現実にあるんですね。
城田:あるんですよ(笑)。今は二人の子宝にも恵まれて、幸せに暮らしています。
――城田さん的に“交際0日婚”にはどんなメリットがあると思いますか?
城田:普通、交際すると、どんどんお互いのことを知っていくじゃないですか。そうすると「ここが合わない」「これはあきらめよう」と言った感じにネガティブなことが増えていくと思うんですね。でも、“交際0日婚”だと最初から相手を受け入れた状態でスタートするので、そこから互いの生活をすり合わせていくことはポジティブな工程だと思うし、兄を見ていても楽しそうなので、それが“交際0日婚”のメリットかなと思います。
異性との食事は浮気か「心が動いたらダメ」
――結婚相手はもちろん、おつき合いする人に求める条件で譲れないものはありますか?
齊藤:私は絶対に一途な人じゃないと無理です。だから、浮気はNGです。
城田:齊藤さんの言う浮気というのは、どのあたりから? 例えば、異性との食事とかは?
齊藤:心が動いたら浮気ですね。本当にマジメなおつき合いをしたいので。
城田:なるほど。僕は自分が許すことを相手にも許すタイプで、相手に誤解を与えてしまったり、不安にさせてしまう行動を取りがちな人間でもあって。齊藤さんに「異性との食事」について質問をしたのも、僕は全然平気で女の子と食事に行ったりするので、そこを許してくれる人じゃないと難しいかも。逆に、相手が異性の方と食事に行くと言っても、僕は「いってらっしゃい」と送り出します。