高橋メアリージュン演じる敏腕弁護士が、型破りな調査で世の“クソ夫”たちを成敗していくドラマ『「離婚弁護士 スパイダー」~慰謝料争奪編~』が現在Huluで全話配信中。本記事では、シーズン1の物語後半戦となる第5話~7話のあらすじや見どころを振り返っていく。
金子ノブアキ、樋口幸平、渋谷凪咲らが出演する『「離婚弁護士 スパイダー」~慰謝料争奪編~』
同ドラマは「着手金はゼロ」「慰謝料は人生を再スタートさせるためのパスポート」がモットーの弁護士が、結婚生活に悩む依頼人たちのため、型破りな調査で“クソ夫”たちを成敗していく、痛快リーガル・エンターテインメント。
高橋演じる主人公・美雲飛鳥(みくも あすか)は、依頼人のためなら手段を選ばず相手方から容赦なく慰謝料を取り立てるやり方から、他の弁護士たちに通称“スパイダー”と呼ばれている。
そんな美雲をサポートするパラリーガル・池本純(いけもと じゅん)を樋口幸平、美雲が信頼を置く潜入調査が得意なフリーランスの調査員・伊原麻衣香(いはら まいか)を渋谷凪咲、そして物語のキーパーソンとなる美雲の元夫で業界最大手に勤める弁護士・一ノ瀬達也(いちのせ たつや)を金子ノブアキが演じる。
DNA鑑定で自分の子供でないことが判明する第5話
今回の依頼人は純の大学の先輩、木村進次郎(前原滉)。妻の朱音(吉本実憂)との間に生まれた息子の血液型に疑問を抱いた進次郎が密かにDNA鑑定をしたところ、父権肯定確率は0.01%で、「親子関係 否定」という結果が出たという。美雲は、夫以外の子供を妊娠、出産し、夫の子だと偽って育てる“托卵”だと見て麻衣香に調査を依頼すると、その中で知られざる朱音の家庭環境が明らかになる。その一方で、美雲は麻衣香から元夫・達也との離婚の原因になった女性・リカ(美山加恋)に関する衝撃的な事実を伝えられる――。
まっすぐに家族を愛してきた進次郎の苦悩や、家庭環境から夫との接し方に不器用な朱音の姿が描かれる第5話。これまでのエピソードとは異なり、モラハラやDVをする夫は登場しない。進次郎が大切な先輩だからこそ彼を苦しめる朱音を責める純に対し、夫婦それぞれの想いを冷静に聞き的確な助言をする美雲の冷静沈着さが光る回となっている。