テレ東の人気番組「日向坂で会いましょう」(毎週日曜深夜1:05、Leminoにて配信中)。日向坂46のメンバーたちがさまざまな企画に挑戦する同番組の12月22日の放送では、「卒業生をカスカスラジオで送り出しましょう!!」が放送された。
大復活を遂げた「カスカスラジオ」を卒業式に添えて
今回おこなわれた企画は「卒業生をカスカスラジオで送り出しましょう!!」。12thシングルの発売をもって卒業を迎える加藤史帆、東村芽依、丹生明里、濱岸ひよりの4人を笑顔で送り出そうという企画だ。番組初期に1度だけ開催された「カスカスラジオ」が大復活し、公開収録に集まった番組リスナーという形でメンバーと一緒に門出を祝う。
スタジオに用意された「カスカスラジオ」のセットの外にいるメンバーたちはリスナーとして、“リトルカース”と呼ばれる。ラジオでは“リトルカース”から卒業する4名に関するタレコミメールを募集しており、優秀なタレコミには番組特製ステッカーが送られることになっている。
“リトルカース”たちはそれぞれ番組リスナーという形のため、タレコミはラジオネームで投稿される。“みっちゃん最強伝説”、“名字強めでやってます”、“酢飯100杯ちゃん”など、誰から寄せられたのかなんとなく察せるものも含め、さまざまなラジオネームが登場する。
さまざまなタレコミを受け、スタジオと電話でつながって話を聞くなどラジオ番組らしいようすで進行。卒業する4人との思い出を振り返る投稿ではなつかしい話、楽しかった話、恥ずかしい話まで、日向坂46の活動を思い返していた。
これまでの長い活動を振り返る卒業証書授与式
番組後半では、4人の卒業式として番組MC、オードリー・春日俊彰から卒業証書を読み上げられる卒業証書授与式がおこなわれた。日向坂46として活動して「ひなあい」で過ごした期間を振り返り読み上げられる文章に、デビューからの活動の記録がよみがえったのか涙を流すメンバーも。
楽しかったこと、悔しかったこと、日向坂46の活動の中でのさまざまなことを、普段とは異なり真面目なようすの春日から告げられる。そうして門出を祝うあたたかな言葉で締めくくられた卒業証書は、卒業生4人の心にしっかりと届いたようだ。
卒業証書授与式を終えたのち、もう1人の番組MCであるオードリー・若林正恭も真剣に「さびしくなる」と語る。次回の「ひなあい」撮影で、4人がいないということを改めて実感することになるのだろうと春日もうなずいていた。しかし「宝物のような時間をいただいたんでね、笑顔で送り出したいと」と若林が笑いかけると、春日も「また会おうや!」と明るく微笑む。
番組の最後には卒業生からのラストメッセージも。加藤は「今まで『日向坂で会いましょう』を見てくれてありがとうございました。これからも見てください。今までお世話になりました」と笑い、東村は「皆さんがいつも感想とか優しく見守っていてくださって嬉しかったです」と手を振っていた。
丹生は「この番組のおかげでいろんな私の部分を見ていただけて、好きになっていただけて、本当に嬉しいです。皆さんに出会えて本当に感謝しています、ありがとうございました」と笑顔メッセージを送る。
バラエティに苦手意識があったという濱岸は、「この『ひなあい』でバラエティのことが大好きになりました」とコメント。日向坂46、「ひなあい」、そしておひさま(日向坂46のファンの名前)への感謝を伝え、卒業式は幕を下ろすのだった。
ソニー・ミュージックレーベルズ
発売日: 2024/07/24