ドラマ「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」(2001年、フジテレビ系)が、現在FOD・TVerで開催中の「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」キャンペーン中につき、2025年1月8日(水)まで第1話が無料公開されている。順次、全話を無料配信中で、年末年始や冬休みに一気見する人もいるだろう。舞台となる洋菓子店「アンティーク」の常連客で、スポーツ新聞紙記者の桃子(小雪)の葛藤を描いた第7・8話を紹介しよう。(以下、ネタバレが含まれます)
千影と娘の別れを「アンティーク」メンバーが応援
「アンティーク―」は、よしながふみ原作の実写化で、ケーキにまったく興味の無い超辛党のオーナー・橘(椎名桔平)と、不思議な雰囲気を持つなぞの天才パティシエ・小野(藤木直人)、そして元ボクサーで大のケーキ好きの店員・エイジ(滝沢秀明)の3人が営業する小さな洋菓子店「アンティーク」が舞台。彼ら3人(とお客たち)のハートフルコメディで、おいしそうなケーキと共に、毎回巻き起こるおかしなトラブルや心温まるストーリーを楽しむ作品である。
第7話「捨てられた思い出」は、「アンティーク」の店員・千影(阿部寛)に娘がいることが発覚する。千影が結婚して子どもがいて離婚していたという事実は、千影を幼いころから知る橘すらも知らなかった。娘・ひでこが遠くハンガリーに旅立つ前に「アンティーク」へ寄り、父への思いを打ち明ける感動回である。
「パパが大好きです」という手紙を読み、手紙に涙を落とす千影の姿や、旅立つひでこが飛行機から見える場所で賞味期限切れの小麦粉を使って大きくエールメッセージを描くエイジたちの友情がドラマチックだった。
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