Hey! Say! JUMPが、2024年12月31日に東京ドームで「Hey! Say! JUMP Special Live~JUMParty 2024-2025~」を開催した。年越しの瞬間をファンと共にし、Hey! Say! JUMPの楽曲のみにとどまらず、他のグループの楽曲も数多くパフォーマンスした特別な公演の模様をリポートする。
スペシャルなペア&楽曲の披露にファン歓喜
Hey! Say! JUMPは11月にリリースした最新アルバム「H+」を引っ提げたドームツアー「Hey! Say! JUMP LIVE TOUR 2024-2025 H+」を開催中。前日にも開催されていたツアーのセットを本公演でも活用。遊園地をモチーフにしたメインステージでは、メンバー紹介のオープニングムービーが流れ、会場の期待を高めていく。開幕とともにバックステージからタキシード姿で登場した8人は、ライブの定番ダンスナンバー「Ride With Me」、最新アルバムのリード曲「eek!!」をはじめとするヒットソングメドレーを披露し会場を盛り上げた。
続いて、“JUMPARTY シャッフルメドレー”では、全員で歌う嵐の「Troublemaker」から始まり、八乙女光&薮宏太がKinKi Kidsの「愛のかたまり」、知念侑李&伊野尾慧がGEMNの「ファタール」、有岡大貴&高木雄也がTOKIO(桜庭裕一郎)の「ひとりぼっちのハブラシ」、山田涼介&中島裕翔が修二と彰の「青春アミーゴ」を披露するなど、一夜限りの意外なペアによる特別な選曲で歓声が沸き起こり、会場は熱気に包まれた。
山田からの指名で成立したペアも
MCでは、それぞれのペアの選曲理由の話題になり、山田は「俺は裕翔と『青春アミーゴ』が歌いたいって言って。Jr.の頃から一緒に踊って、歌わせてもらえたりもしましたから」と自ら提案したことを告白し、中島も山田からの誘いに「うれしかった」と喜びを語る。一方、薮は「涼介が『二人に歌ってほしいなー』って言って」と山田からのリクエストで八乙女&薮ペアが成立したと話し、「二人でKinKi Kidsさんのバックに付かせてもらってた時期もありましたから」と当時を懐かしむ。八乙女は「昨日も、さっきまでも練習してました!」と気合を入れていた様子。
有岡とペアを組んだ高木は「実はカラオケで『ひとりぼっちのハブラシ』をめっちゃ歌ってた」と語り、有岡も「二人でカラオケ行くとなると必ず歌っていて、憧れの名曲でしたので夢がかないました」と歌い慣れた曲を披露できたことを喜んだ。そして、伊野尾とペアを組んだ知念は「みんな(選曲に)ストーリーがあるけど、僕たちは二人にまつわる曲ほぼほぼない」と言い、伊野尾も同意しつつ「今年印象的だった曲にしようかと」と決め手を明かした。
そんな裏話に会場からは何度も拍手や歓声が起こり、Hey! Say! JUMPのメンバーも「自分たち自身も楽しい」「ぶちあがった」「セットリストを考えるのも楽しかった」と口々に語っていた。