鈴木保奈美や書店員、視聴者が選ぶ「番組を見て明日読みたくなった本」 本好きも納得の「第1回あの本、読みました?大賞」が決定
芸能界のなかでも大の読書好きとして知られる鈴木保奈美。彼女がMCを務める番組「あの本、読みました?」(毎週木曜夜10:00-、BSテレ東)が、1月9日(木)に「あの本、読みました?今夜決定!番組を見て読みたくなった本No.1あの本大賞」を放送する。2024年4月のレギュラー放送開始以来、同番組が紹介した約70冊の本から、「明日読みたくなった本」を選出。視聴者投票に加え、ノミネート作品の編集者、番組に出演した書店員、鈴木ら選考委員の投票で決まる大賞のほか、「文庫解説賞」「名著に名酒賞」「鈴木保奈美イッキ読み賞」といった特別賞も発表される。
本好きと書店員、視聴者が決める「あの本大賞」
番組は鈴木による「明日、読みたい本が見つかる!第1回あの本、読みました?大賞」という掛け声でスタート。着物で正装した鈴木は、「大賞なので!」と普段以上に凛々しい顔つきで宣言する。
番組は2024年4月からレギュラー放送をおこなっており、さまざまな企画で紹介した本の数は約70冊。「あの本大賞」を決定するにあたっては、そのなかから10冊をノミネートして投票を募った。
ノミネートされた本は「板上に咲く」(原田マハ、幻冬舎)、「宙わたる教室」(伊与原新、文藝春秋)、「地図と拳」(小川哲、集英社)、「スピノザの診察室」(夏川草介、水鈴社)、「近畿地方のある場所について」(背筋、KADOKAWA)、「スモールワールズ」(一穂ミチ、講談社)、「spring」(恩田陸、筑摩書房)、「百年の孤独」(ガブリエル・ガルシア=マルケス、新潮社)、「カフネ」(阿部暁子、講談社)、「小鳥とリムジン」(小川糸、ポプラ社)。ジャンルも系統もバラバラで、「明日読みたくなった本」であるかだけが選考基準になっているようだ。
選考委員はノミネートされた本につき各出版社1人、番組出演者と鈴木の計12人。各人が3冊に投票し、そこに視聴者投票を点数化した合計票数で大賞を選出する。
緊張の投票シーンと、栄えある大賞の発表
番組では、ノミネートされた作品の魅力を改めて振り返っていく。過去放送では作家や編集者が作品の魅力を熱く語ったり、ただ読むだけではない“楽しい読み方”の案内も。「初読では」「2回目は」といった本好きならではの視点はもちろん、知っていると印象が違ってくる“作者が作品に込めた想い”など盛りだくさんの内容だ。
その後も本のストーリーだけでなく、子育て論や社会問題の提起としても読み解けるといった作品の深みについて議論が深まる出演者一同。理系作家ならではの表現や仕組み、“未知”からくるホラーの造りなど、各作品が持つそれぞれ方向性の異なる魅力が改めて紹介される。
そしていざ投票の時間。セットの中心に設置された投票箱へ、出演者たちが作品名を記入した投票用紙を投函していく。出演者たちの緊張感が伝わる、しかしそれを上回る楽しそうな表情が印象的だ。
ノミネート作品から投票数の多かった作品を5位から発表していき、ついに大賞が発表された際には「おおー!」という納得と祝福の声が。作家本人に対しても「本当に化けましたよ」という評価が改めて飛び出すなど、各出演者からのコメントも大いに盛り上がった。
また各作品の順位が発表されるなかでは特別賞も発表されることに。たとえば鈴木が思わずイッキ読みしてしまった作品に贈られる「鈴木保奈美イッキ読み賞」は、大賞ノミネート作品以外から選ばれた。さらに個人に贈られた「文庫解説賞」、番組でも2度特集した“名著に名酒あり”という基準から選ばれた「名著に名酒賞」なども発表される。
各賞の受賞作品が読み上げられるたび、納得と共感の声が広がるスタジオ。読書好き、本好きのシンパシーを強く感じられる「あの本、読みました?」らしい空気感の「あの本、読みました?今夜決定!番組を見て読みたくなった本No.1あの本大賞」は、1月9日(木)夜10時から放送だ。
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