福田雄一監督、山崎賢人と賀来賢人を悩ますアノ問題をついに解決!
福田雄一監督、山崎賢人主演で注目の映画「斉木楠雄のΨ難」(10月21日公開)が待ちきれないというファンに朗報! 福田雄一氏がバラエティ構成作家の経験を生かし演出を手掛ける“映画公開記念特番”「『斉木楠雄のΨ難』こんな〇〇見たことないSP」(日本テレビほか)が8日、放送される。
映画「斉木楠雄のΨ難」は、麻生周一氏による人気ギャグコミックの映画化。生まれながらにとんでもない超能力を持たされてしまった高校生・斉木楠雄(山崎)が、穏やかに暮らしたいという本人の意思に反して次々と災難に見舞われ、やがて地球滅亡の危機に立ち向かわされる――という壮大なギャグコメディ。人気俳優・山崎賢人が本格的なコメディに初挑戦することでも話題を呼んでいる。
公開に先駆けて放送される「『斉木楠雄のΨ難』こんな〇〇見たことないSP」で取り上げられるのは、そんな映画本編の予告…ではなく、映画収録中に端を発した“W賢人問題”。斉木を演じる山崎賢人と元暴走族総長のクラスメート・窪谷須亜蓮を演じる賀来賢人がともに“賢人”であることから、二人の呼び名問題がスタッフ・共演者の悩みの種だったという。9月28日に行われた完成披露試写会では、賀来が“斉木楠雄”関連では“賀来ポン太”と期間限定で改名すると宣言し、「カクポンと親しみを込めて呼んで」とノリノリで語っていた。
そこに目をつけたのが福田雄一監督。福田監督は、「―こんな〇〇見たことないSP」で「負けたら改名!3番勝負」企画を敢行。山崎と賀来の“W賢人”が真剣勝負をし、負けた方が“ポン太”に改名する。勝負の行く末を見守る審査委員長には妄想しまくりのクラスメート・照橋心美を演じる橋本環奈。副委員長は“中二病”のクラスメート・海藤瞬を演じる吉沢亮が務める。番組では賀来がいかにして“賀来ポン太”になったのかも明かされ、“W賢人”が映画の宣伝そっちのけで真剣勝負を繰り広げる。
どうでもいいことに全力でこだわり、そこから生まれるギャップを“笑い”に変えるのは福田監督の得意技。「斉木楠雄のΨ難」でも、斉木(山崎)の頭についているピンク色の丸い物体(実は超能力制御装置)について「この物体をどの程度の大きさにするか。賢人くんの顔が小さいので、その大きさを調整したり、どんなに頭を振っても落ちない工夫をしたり」(福田監督)と語っていた。斉木が頭を振る動作などないにも関わらずだ。
そんな福田監督だからこそ、“W賢人問題”にもとことんこだわり特番まで作ってしまった。福田監督と豪華出演陣が映画宣伝そっちのけで真剣に向き合う“W賢人問題”には、福田監督が生み出す笑いのエッセンスが詰まっているに違いない。その結末に注目したい。
※山崎賢人は正しくは「立ざき」