伊藤健太郎 コメント
ーーMV撮影の感想を教えてください。
MVに出演することが久しぶりだったのですが、楽しく撮影させていただきました。共演させてもらった少女役の奈々ちゃんが自由奔放で、撮影の合間にも一緒に走り回って遊んで、楽しかったです。
ーーこのMVは未恋の“アナザーストーリー”という設定ですが、どう感じましたか?
ドラマ本編の中の健斗より前の健斗ということなので、物語の冒頭の健斗よりもあまり人に心を開いておらず、まだこの先の未来も、どんな仕事をするのかも分からないような状況を意識して演じました。
ーー「灯火」を初めて聞いた時の感想は?
「未恋」という作品自体もそうなのですが、世の中の“かくれぼっち”といわれる孤独を感じる方々が、この楽曲を聞いたときに、心が救われるような部分があるのではないかなと、歌詞を見ながら聞いていてすごく思いました。物語とあわせてそのように受け取っていただけたら、MVに関わらせていただいた身として、うれしいなと思います。
ーーこのMVの監督は、「未恋」の脚本も書いているカンテレ局員の方でしたね。
ドラマ撮影では監督ではなかったのですが、「監督がやりたい」とずっと現場で言っていたので(笑)、今日が楽しみでした。現場を仕切って引っ張ってくださったので、ステキなものができているのではないかなと思います。
リュックと添い寝ごはん・松本ユウ(Vocal&Guitar) コメント
僕らにとって初めての試みである、ドラマ主題歌。伊藤健太郎さん主演のドラマ「未恋~かくれぼっちたち~」のお話をいただき、詞も曲もドラマのために書き下ろした一曲です。ドラマのテーマである”孤独”は、寂しさと違って、ただただ心の中の自分と対話する瞬間で、誰にも会いたくない瞬間。人間の繊細な心や、積もり積もるもどかしい感情の証のようなものだと思う。日々悩み、懸命に生きているがゆえに感じるものだとしたら、孤独って、決して悪いものではないんじゃないか。一般的にネガティブなイメージが付きまとう孤独を、僕は真っ直ぐに肯定して、前を向いて強く生きようとする、心に灯火が灯るような歌を歌いたい。自分の思いを一つひとつ整理していったら、スッと楽曲制作が進み始めました。
サウンドアレンジは、Electric Light Orchestra「Mr. Blue Sky」のような、明るくもどこか哀愁の漂う楽曲を目指して、今回も高校の部活動時代から僕らを見てくれている宮田“レフティ”リョウさんと共に作業しました。僕が中学生の頃、星野源さんの「夢の外へ」を聴いた時に感じた "ネガティブな感情を肯定してくれる"感覚、明るいサウンドの中で心の淵の不安や葛藤を歌いながら希望を感じさせてくれたあの感覚を、今回どうしても込めたかった。そんな想いを、バンドサウンドと初の試みとなったストリングスアレンジで表現してみたら、求めていた哀愁感がグッと増して、この楽曲のゴールが見えました。宮田さん、今回も素敵なアレンジを丁寧に施していただき、本当にありがとうございました。「灯火」が、あなたの心を照らす一曲になりますように。





























