市村正親&鳳蘭の“名コンビ”が復活「何をやるにも息が合う」

明治座での上演について、市村は「僕はなんと今から53年ぐらい前に、この劇場の前の木造の明治座に出ているんですよ。その頃は付き人だったんです。今回、帝劇(帝国劇場)が一時休むということで明治座に来るとなって、ある種、五十うん年ぶりに明治座に初めて立つんだけれども、ちょっと恥ずかしいんだよね」と笑う。
明治座の外にはそれぞれの名前入りの大きなのぼりが立っており、恥ずかしくてまだ見られていないという市村の一方で、美弥は「写真を撮りました」とうれしそう。「明治座さんには昨年も出演させていただいて…帰ってきたなという気持ちでうれしかったです」と続けた。
長い舞台生活で初めて自身ののぼりが立ったという鳳は、「まだ見ていないんですけど、初体験です」と高揚。市村も「僕も初めて!うれしいもんですね」と続き、「公演が終わったら一人ひとり持っていっていい…とは聞いてないです(笑)」と冗談を言い、場を和ませた。
今回で5回目の夫婦役となる市村と鳳。市村は「つうと言えばかあでね、本当に楽ですね。何をやるにも息が合うので」と全幅の信頼を寄せる。
鳳もまた「完全にこの空間では、甘えたり、上から出たり、頼ったり。包容力があって…すべての“妻”を感じています。本当に感じてる。なんだろうこれは?」とその没入感が自身でも不思議な様子。市村は「それはもう、この公演が始まるずっと前からの付き合いだからね」と笑顔で応えていた。

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