
パク・ヒョンシクとホ・ジュノが出演する韓国ドラマ「埋もれた心」の第5週(第9、10話)が、3月22日までに配信された。これまでは苦痛に顔をゆがめるシーンが多かったソ・ドンジュ(ヒョンシク)だが、完璧に記憶を取り戻した今、もはや怖いものはない。先回りしてヨム・ジャンソン(ジュノ)とホ・イルド(イ・ヘヨン)を圧倒するドンジュの冷ややかな笑みに、視聴者からは「カッコ良過ぎ!ついに来た完成形!」「ここまで沼案件とは…」と熱狂の声が飛び交っている。(以下、ネタバレを含みます)
ソ・ドンジュが人生を賭けて行う危険な復讐(ふくしゅう)
「埋もれた心」は、2兆ウォンの政治資金を巡り、大山(テサン)グループのソ常務ことソ・ドンジュが、人生を賭けてパワーブローカーで陰の黒幕ヨム・ジャンソンと危険な駆け引きを繰り広げるリベンジサスペンス。
2兆ウォンの裏金が収められた口座をハッキングして暗証番号を自分しか知らないものに変更したドンジュだが、ジャンソンに指示されたホ・イルドによって銃撃され、海に転落。九死に一生を得たものの、自分の名前すら思い出せない状態に陥った。
「その弱点、存分に利用します」不敵な笑みも
8話までで、ジャンソンの企みにより、姉アグネス修道女(ハン・ジヘ)は死去。自身も重度の食品アレルギーのせいで生死をさまよったドンジュだが、そうした強烈な体験を経て、記憶を完全に取り戻した。
そして9話では、いつのまにか“あの方”こと政界トップのイ・チョルヨン大統領(チェ・グァンイル)まで取り込み、大統領の「今後ソ常務に手を出せば、私への宣戦布告とみなします」の言葉まで引き出した。これでは、ジャンソンも軽率にドンジュを襲うことなどできない。極め付けは、ジャンソンに「先生の命に復讐する価値を見いだしたとき、殺して差し上げます」と言い放ち、屈辱を味わわせた。
さらに9話ラストでは、寸分の隙もないかっちりとした黒スーツ姿でイルドの前に現れ、ゆっくりと一礼して「明日から仕事に復帰します」と宣言。「ホ代表は、ソ・ドンジュを殺し損ねた殺人未遂犯です。その弱点、存分に利用します」と不敵に言い放ち、冷たくほほ笑んでみせた。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/buried-hearts
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