
独自の着眼点と膨大な知識、高い鑑定技術を持つ真野礼二(錦戸亮)が主人公のドラマ「トレース〜科捜研の男〜」(2019年、フジテレビ系)が今、FODとTVerで順次無料配信中だ。東京都議会議員・伊集院(徳重聡)を乗せた車が交通事故を起こした一方、合コン帰りに女性が暴行されているのを目撃したのをきっかけでノンナ(新木優子)が事件に巻き込まれた第7話、同居する友人を刺殺したと自ら通報するところからスタートした第8話を振り返る。(以下、ネタバレがあります)
錦戸亮の月9初主演ドラマ「トレース〜科捜研の男〜」
「トレース〜科捜研の男〜」は、元科捜研の古賀慶による漫画「トレース 科捜研法医研究員の追想」が原作のドラマ。錦戸亮が“月9”初主演を果たしたことでも話題になった作品だ。
物語は、ある陰惨な過去を持ち、影のある科捜研法医研究員・真野礼二が、真実のかけらを見つけて亡くなった被害者の思いや無念を明らかにしていく。ほか、船越英一郎、新木優子らが出演する。
二転三転する証言、その理由は…
第7話は真野(錦戸)が、25年前に殺害された当時高校生の姉・仁美(夏子)が妊娠していたことを知るところからスタート。真野は、兄の義一(倉悠貴)も通っていた高校の教師・早川(萩原聖人)に会い、姉に関する情報を求めた。
そんな折、ノンナと英里(岡崎紗絵)は、合コン帰りに女性が暴行されているのを目撃。救出するも、女性はその場から逃げてしまう。
一方、虎丸は、捜査一課長の江波(篠井英介)から、都議会議員・伊集院和明の秘書が起こした交通事故の捜査を手伝うよう命じられる。事故は、真夜中に徘徊していた認知症の高齢男性が、伊集院の秘書・住井葉子(河井青葉)の運転する車にはねられて死亡したというもので、車には伊集院も同乗していた。
しかし、秘書・葉子は、自分が運転していたと証言するも、事故時にできるべきあざがなかった。そんな折、ノンナと一緒に合コンをした亜希が階段から突き落とされ、バッグを奪われるという事件が起きる。さらにそのすぐ後、今度は英里がひったくりに襲われ、しまいにはノンナの家に空き巣が入る始末。
なぜ、科捜研の女性陣が危険にさらされるのか。証言を二転三転させる伊集院そして葉子は何を隠しているのかが見どころとなっている。
▼TVer「トレース〜科捜研の男〜」番組ページ▼
「トレース〜科捜研の男〜」
錦戸亮/新木優子/山崎樹範/岡崎紗絵/矢本悠馬/加藤虎ノ介/山谷花純/小雪/遠山俊也/篠井英介/千原ジュニア/船越英一郎ほか
脚本:相沢友子/岡田道尚
プロデュース:草ヶ谷大輔/熊谷理恵(大映テレビ)
演出:松山博昭/相沢秀幸/三橋利行(FILM)
音楽:Ken Arai
主題歌:関ジャニ∞「crystal」(INFINITY RECORDS)
制作著作:フジテレビ
原作:古賀慶「トレース~科捜研法医研究員の追想~」(ノース・スターズ・ピクチャーズ「月刊コミックゼノン」連載)
(C)古賀慶/NSP 2016(C)フジテレビ

NOMAD RECORDS
発売日: 2025/01/29

































