
元日向坂46の丹生明里が主演を務める舞台「フラガール - dance for smile -」の公開稽古が5月8日に都内で行われ、丹生の他、映梨那、中村里帆、木崎ゆりあ、菅原りこが取材に応じた。
過去に元乃木坂46の井上小百合&樋口日奈、元日向坂46の潮紗理菜が主演
昭和40年という時代を背景に、エネルギーの石油化が進む中で需要が減少していく石炭。それでもなお石炭を堀り続ける福島・いわきの炭鉱町を舞台に、衰退する産業の中で力強く生きようとする人々の姿を力強く描き出す本作。常磐ハワイアンセンター設立までのエピソードを、フラガールとして生まれ変わっていく少女たちの笑顔と涙を通して、希望と再生の物語を紡いだ感動作となっている。
映画「フラガール」は2006年に公開され、第80回キネマ旬報ベストテン1位、第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞。舞台でも数多く上演されており、「フラガール - dance for smile -」としては元乃木坂46の井上小百合、樋口日奈、元日向坂46の潮紗理菜が主演を務めてきた。
今作の主演は、日向坂46卒業後、舞台単独初主演となる丹生。フラガールのリーダー・谷川紀美子を演じる。ほか、かつて都会のダンサーだったにもかかわらず炭鉱の娘たちにフラダンスを指導することになる平山まどか先生役を元E-girlsの映梨那、紀美子の親友でフラガールを目指す木村早苗役を「Ray」専属モデルの中村、シングルマザーでフラガールを目指す佐々木初子役を元SKE48・AKB48の木崎、舞台版オリジナルキャラクターの和美役を元NGT48の菅原が務める。
さらに、ハワイアンセンター設立を推進する労務課長・吉本紀夫役で神尾佑、娘・紀美子と対立する母親・谷川千代役で有森也実、兄・洋二朗役で細貝圭が出演。総合演出を河毛俊作、構成演出を岡村俊一が担当する。

けんかシーンの練習で手をつないでしまい「本番だと絶対に笑っちゃう」
稽古シーン公開として、「Ta_Hu_Wa_Hu_Wai(ウリウリ曲)」、「BlueHawaii_Melody」のダンスを披露した後の合同取材で、丹生は「約6年ぶりとなる舞台ということで、このお話を頂いた時はとでも緊張したのですが、この『フラガール』という作品はとってもパワーをもらえるような作品なので、紀美子を演じさせていただくことができて本当に光栄です。精いっぱい演じられるよう、皆さんに元気を与えられるように頑張りたいと思います」とあいさつ。
初挑戦のフラについては「アイドルをやっていたのでダンス経験はあったのですが、初めてフラを踊った時に、こんなに足を使うんだって。お稽古しているととんでもない量の汗が出て、本当に一生分の汗が出たくらい…ちょっと盛っちゃったかもしれないですが(笑)、代謝が良くて、今が一番健康かもしれないです。いっぱい体を使っています」と笑顔を見せる。

また、稽古中のエピソードを求められると、「女の子たちでけんかするシーンがあるのですが、『やめろやめろ~』っていう中で、先生に怒られる瞬間に間違えて手をつないじゃって(笑)。これ本番だと絶対に笑っちゃうから、絶対に手をつながないって誓いました。稽古場で起きてよかったです(笑)」と明かした。
最後に、「この作品はたくさんの方に元気と勇気を与えられるような、そんな作品になっております。私たち、今日フラを披露させていただいたんですけど、毎日毎日ダンスの稽古を頑張っておりますので、私たちのそんな格好良い姿を見てくださるとうれしいです。ぜひ劇場にお越しください。お待ちしております!」と呼び掛けた。
舞台「フラガール - dance for smile -」は、5月22日(木)~6月2日(月)まで、東京・新国立劇場 中劇場で全13公演が行われる。

※木崎ゆりあの崎は正しくは「立つさき」
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

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