
「それでもユン・イナを信じられるのか?」
全11話中9話までが配信され、ストーリーは佳境に入った。だが連続殺人をほのめかすピースの送り主の正体は全く見えないままで、ハンセムはヤン班長に疑いの目を向ける。10年前にガンヒョンの自殺現場でピースを目にしていたにもかかわらず、そのことを黙っていたからだ。
ハンセムは第7話でついに、ヤン班長と対峙(たいじ)。先輩刑事として尊敬してきたヤン班長を疑いたくないハンセムが「誰より使命感がある。理想の警察官だなと思った。ヤン・ジョンホは正義だ」と祈るように語りながらも、「…でも言わなかった。イ・ガンヒョン事件の担当でパズルを見たのに」と続けると、ヤン班長は10年前のイナにまつわるもう一つの重大な疑惑をここで初めてハンセムに明かし、ハンセムの目を真っすぐ見ながら「それでもユン・イナを信じられるのか?」と静かに問い掛けた。
実力派ソン・ソック&キム・ソンギュンの熱演に視聴者も注目
ヤン班長役のソンギュンは、「熱血司祭」シリーズで主人公キム・ヘイル(キム・ナムギル)に振り回される“ヘタレ刑事”ク・デヨンのコミカルな演技が人気の実力派。ソックとは「D.P. -脱走兵追跡官-」シリーズでも共演している。

ヤン班長犯人説を裏づけるような新情報が次々と上がる状況下でも、ヤン班長が見せた誠実なまなざしは説得力に満ちていて、尊敬する先輩を信じたいハンセムとの間にも確かな信頼関係がにじむ。視聴者からも「引き込まれた」「痺れた」といった感想が上がった実力派2人の迫真の対話シーン。さらに9話でも、立場を変えた2人の緊張感あふれる対話シーンが登場する。
ほか、第2週は映画「ベテラン」(2015年ほか)シリーズのファン・ジョンミンやドラマ「ミセン -未生-」(2014年)の“オ課長”で知られるソンミンに加え、ガンヒョン役のヒョンジンやクォン・サンボム役のパク・ソンウンら韓国ドラマ界を支える実力派バイプレーヤーたちが続々とカメオ出演するぜいたくなキャスティングにも注目が集まった。
次回「ナインパズル」は、6月4日(水)に第10、11話(最終話)がディズニープラスのスターにて配信される。“パズル連続殺人事件”の真相、真犯人とは――。SNSでは真犯人予想や考察の声も上がり、クライマックスに向けて盛り上がりを見せている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部


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