芦田愛菜、サグラダ・ファミリアの建設に関わる日本人彫刻家にインタビュー サンド・富澤が「大神回」と絶賛<博士ちゃん>

5月31日に放送されたバラエティー番組「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」(テレビ朝日系、毎週土曜夜6:56-)3時間半SPの配信が、6月1日よりTVerにて開始された。今回は海外特別プロジェクト第4弾として、MCの芦田愛菜が番組初の海外ロケでスペイン・バルセロナへ。“未完の世界遺産”と言われるサグラダ・ファミリアに特別潜入した。
大人顔負けの知識を身につけた子どもの“博士ちゃん”が授業するバラエティー
同番組は、大人顔負けの知識を身につけた子どもの“博士ちゃん”から、サンドウィッチマンと芦田が生徒として様々なことを学んでいくバラエティー番組。教室で授業をしてくれるのは、異常なまでの好奇心でアツすぎる”博士ちゃん”や、狭すぎる分野にのめりこみすぎちゃった“博士ちゃん”たち。“昭和歌謡”から“お城”、“信号”などの様々なジャンルの博士ちゃんたちのぶっ飛んだ言動をサンドウィッチマンがイジりつつ、芦田が補足解説をしていく。
5月31日放送「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」見どころ
サグラダ・ファミリアを目の当たりにし、「すごーい!」と感嘆する芦田とゲストの渡辺直美。外観にはいくつもの彫刻が施されており、バルセロナの自然を象徴するカメレオンの彫刻、さらに柱の下にはカメの彫刻が。これは、サグラダ・ファミリアの設計者・ガウディが遺したメッセージ。そのカメは “雨どい”としての機能的役割を担っているのだが、芦田はさらに「教会を作るのに時間がかかってもいいからカメの様にゆっくりでもいいから進み続けていこう」というメッセージが込められていると解説。そんなメッセージを込めたガウディに渡辺も「いいメッセージすぎる!グッときちゃう」と感嘆した。
そんなサグラダ・ファミリアの彫刻を担当している日本人がいる。その人物・外尾悦郎氏は、日本で美術教師をしていたが、彫刻家になる夢を諦めきれず、24歳でスペインへ。サグラダ・ファミリアに何のつてもなく出向き「ここで働かせてくれ」と直談判したという。彫刻の腕を見せ、現場で実力が認められ、次第に重要な彫刻を任せられるようになった。
本を読んで得たサグラダ・ファミリアの彫刻に込めた外尾氏のこだわりや、ガウディへの思いなどを次々と披露する芦田。VTRを見た富澤たけしは「今日、中入る?」と、せっかく内部撮影の許可があるのになかなか内部に潜入しないことにツッコミ。芦田は「外だけでも語れることがたくさんあって…」と、サグラダ・ファミリアの情報量の多さを訴えた。
そして、いよいよ内部へ。芦田が「思っていた3倍大きい!」と語った内部は枝分かれした柱に支えられ、またステンドグラスから光が差し込み、幻想的な雰囲気を作り上げていた。まるで自然の中を歩いているような内部構造に。「自然は神が作ったモノ」と考えていたガウディは、サグラダ・ファミリアをなるべく自然に近い形にすることを目指していたという。
現在もサグラダ・ファミリアの彫刻を担当する外尾氏に、芦田がインタビューする機会を得た。外尾氏は現在2026年に完成すると言われているメイン塔の内部デザインを手掛けており、その中の一つ“イエスの塔”の内部デザインについて聞いてみると「他の教会はイエスを見ることしかできないけど、このサグラダ・ファミリアはイエスの心の中に入れる。そういうものを目指しています」とのこと。さらに、デザインに込めた思いのほか、「外尾さんにとって“完成”とは?」という深い質問もぶつけた芦田。そんな芦田のことを、外尾氏は「熟練のインタビュアー。素晴らしい!」と褒めたたえる。この様子をVTRで見ていた伊達みきおも「すごくいいインタビュー!」と絶賛し、富澤は「大神回!」と評価していた。
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