
秋田汐梨&影山拓也(IMP.)コメント
――演じる役と自身との共通点やギャップを教えてください。
秋田:演じる愛子は自分の好きなことに一直線に頑張れるし、 自分の夢や目標を叶えることができる女の子なのかなと。私はまだ夢をつかみきれてはいないし、もっと頑張らないといけないけど、それに向かって色々と試行錯誤はしているので、そこはちょっと近い部分ですね。
逆に思考回路は全然違いますね。愛子の台詞を読みながら、「愛子はこう思うんだ」とびっくりすることが多くて。愛子は何か起きた時、まずは受け入れるのですが、私は一瞬でも「ん?」と疑問を感じたら立ち止まっちゃう。誰かに聞くなどして情報を集めて、モヤモヤを解決しようとする性格なので、そこは違うと思いました。
影山:僕が演じる優馬は、身近な人間からひどいことをされても、見捨てない器の大きさや優しさがあって。僕もその人のいいところを知ってしまうと、自分がどんなに嫌なことをされても許せるんです。ほっとけないというか…、そういう部分はちょっと似ていると思います。
自分とのギャップは、優馬がかっこよすぎるところですね(笑)。原作や台本を読ませていただいた時、「優馬、かっけー!」ってずっと思ってました。
秋田:たしかに、かっこいいですよね。
影山:お父さんの後継ぎで医者になって、頭もいいし、優しいし、きっとモテるはず。そこは自分とのギャップをすごく感じました(笑)。
――役を演じるにあたって特に意識した点は?
秋田:愛子が事故に遭い、病院で意識もなく寝たきりになっている間に、お姉ちゃんと自分の彼氏が結婚していたことを知らされるんですが、ショックを受けつつも2人が幸せでいてくれたらそれでいいと考える節があって。私だったら絶対に違和感を覚えると思います。
他にも愛子には“そう思うんだ”と感じる部分が多くて、自分の思考で台本を読むと愛子の考えとずれるなと感じたんです。なので、自分の考えは一旦全部捨て、愛子ならどう考えるんだろうということをより考え、演じるようにしています。
影山:僕は原作を読ませていただいた時に、優馬に対してすごくクールな印象を抱いて。なので、 普段の自分のしゃべる声のトーンよりも少し落として台詞を言ったり、早口にならないように落ち着いて話したりすることを心がけています。
――高田里穂さんを含めたトリプル主演ですが、3人の中で一番“座長らしい”のは誰ですか?
影山:難しい質問ですね~。僕は秋田さんや高田さんに違う部分で座長らしさを感じているので、1人に絞るのは難しいかも……。
秋田:たしかに、私もです。
影山:素直な気持ちで、1人に絞るなら誰ですか?
秋田:う~ん、高田さんかな。影山さんはみんなを盛り上げてくれて、影山さんのおかげでみんなが一つになれているなと思っていて。そこは影山さんにすごく座長らしさを感じています。一方で高田さんは常に周りが見えていて、めちゃめちゃ視野が広い方だなと思うんです。一番お姉さんということもあり、座長らしい方だと思います。
影山:たしかに、僕も高田さんにはそれを感じます。秋田さんは3人のなかでは一番年下ですが、すごく堂々とされているから、すごいなと。何にも動じないところは座長だなと思います!
秋田:ありがとうございます!
――第1話をTVerで視聴するユーザー向けに、繰り返して見てもらいたいシーンや注目してほしいシーンはありますか?
秋田:第1話でお姉ちゃんと優馬が結婚してしまうのですが、その前に少しだけ愛子と優馬の仲がいい幸せなシーンが出てきます。そこは、ぜひ楽しんでもらいたいですね。
影山:たしかに!僕は第1話だと、優馬が愛子を突き放すシーンかな。最初はびっくりすると思うんですけど、その裏にはストーリーがあって、優馬自身、考えていることがあるんです。なので、そこを考えながら見てもらえたらうれしいです!

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