
「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」のイ・ドンウクと「浪漫ドクター キム・サブ」シリーズのイ・ソンギョンが出演する韓国ドラマ「優しい男の物語」の第9、10話が8月15日に配信された。第9、10話では、ヤクザ一家の長男として生まれながらも文学を愛し、葛藤してきたパク・ソクチョル(ドンウク)がヤクザ組織を抜け、堅気になる。組織にいた頃の黒スーツ姿とは別人のように肩の力が抜けた爽やかスタイルで新たな一面を見せ、視聴者をときめかせた。(以下、ネタバレを含みます)
ソクチョル、ついに新たな人生へ
「優しい男の物語」は、三代にわたるヤクザ一家の長男として生まれた主人公・ソクチョルが“初恋の人”ミヨン(ソンギョン)との再会をきっかけに人生に光を取り戻していく物語。
文学を愛し、心根は優しいソクチョルだったが、結局高校を中退してヤクザとしての人生を歩むことに。組織の一員として働きながらもこっそり詩の講座に通う日々を送っていたある日、高校時代に思いを寄せていたミヨンと再会。その日から、ソクチョルの人生に光が差し込み始めた。
ミヨンと付き合い始めたソクチョルは、第9話でついに組織に退職届を提出。ミヨンに「会社を辞めた。チンピラ生活と縁を切った」と伝えた。その表情は晴れ晴れとしたもの。第10話では、再開発問題の際に知り合った住民対策委員会の会長キム・ジノ(パク・ウォンサン)が営む造園会社に就職。新たな人生をスタートさせた。

ミヨンに思いを寄せるテフンは…
夢にまで見た堅気の生活を送るソクチョルは、ラフなシャツ姿で首にタオルを巻き、清々しい表情で肉体労働に精を出す。「楽なことはないな、大変だ」と電話でミヨンにこぼす声も言葉とは裏腹に弾んでおり、ミヨンも「でも声は生き生きしてる」とうれしそう。2人に明るい未来が訪れたように見えた。
だが、このまま平穏には終わらない。ミヨンに思いを寄せるカン・テフン(パク・フン)は、ソクチョルを排除して彼女を手に入れたい思いと、ソクチョルへの兄弟の誓いの狭間で葛藤。ミヨンもまた、テフンが最愛の妹を亡くしていること、そのことを悔やんでいることを知り、思いもよらなかったテフンの人間的な一面に心が揺れ始める――。





























