佐藤浩市、豪快で人間味あふれる馬主役に 松本若菜は妻夫木聡演じる主人公の元恋人役で日曜劇場初出演<ザ・ロイヤルファミリー>
佐藤浩市コメント
出演が決まった時は、ある意味ちょっと特化したドラマを日曜劇場でやられるんだなという期待と、頑張らなきゃなという気持ちになりました。
僕が演じる山王耕造は、名は体を表すごとく、ある種の尊大さもありながら人間的にちょっと昔気質ではありますが、非常に情熱がある男で、そこに魅力を感じてもらいたいと思う人物です。
僕は乗り手役として馬に関わることも40数年あり、多少危険な経験もしましたけど、馬との距離感の詰め方や、馬に乗る楽しさも感じていて、若い頃は競馬自体も随分やっていました。競馬における馬と人の関係性というものは、単純なベットゲームではないですし、馬も勝利を分かると思います。
この物語では、ただ馬を生き物として利用することだけに価値を見いだすという話ではない、ある種一歩も二歩も先を行った人間と馬との関係を、うまく表現できたらいいなと思います。競馬を分からない方や馬に乗ったことがない方も楽しめるような、そういうドラマにしたいと思います。
松本若菜コメント
日曜劇場に出演するのが夢の一つだったので、お話を伺った時は本当にうれしかったです。台本を読むと、枠にとらわれない人たちの情熱が描かれていて、一気に読んでしまうほど面白く、撮影がとても楽しみになりました。
私が演じる野崎加奈子は、北海道の日高地方にある生産牧場の娘に生まれ、大学進学のために東京に出て、そこで妻夫木さん演じる栗須と出会います。
日高地方の牧場の人たちや馬がとにかく大好きで、芯が通った女性なのですが、どういうふうにこの物語に関わっていくのかというところも見どころの一つになると思います。馬を愛する人たちが夢に向かって挑み続けた情熱にあふれた物語になっておりますので、ぜひご覧ください。
加藤章一プロデューサーコメント
山王耕造はこの物語のもう一人の主人公です。豪快で傲慢な一方、情熱的で人情に厚い。そんな魅力的な馬主をどなたに演じていただくか考えた時、佐藤浩市さん以外に考えられませんでした。耕造と妻夫木さん演じる栗須が、時にぶつかり合いながらも共に夢を追い求めていく、胸が熱くなるバディにご期待ください。
主人公・栗須の元恋人で競走馬の生産牧場を営む野崎加奈子を、松本若菜さんに演じていただきます。シングルマザーとして仕事と子育てに奮闘する加奈子。そんな加奈子を松本さんに演じていただく事で、明るさの中にも芯の強さを持つすてきなキャラクターとなっています。
素晴らしいキャストの皆さまによって、現場では毎日驚くような化学反応が起きています。ぜひ放送を楽しみにお待ちください。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。






























