亀梨和也、槍術にかけて右に出る者のいない天才武人・林沖を熱演
亀梨は、物語の中でも、屈指の強さと人気を誇る英傑として登場する、林冲(りんちゅう)を演じる。
林冲は、槍術にかけて右に出る者のいない天才武人。豹子頭(ひょうしとう)の渾名でも知られ、その鋭さとスピードを武器に、騎馬隊を率い場を駆け抜ける姿は、”風の武人”そのもの。しかし、圧倒的な武に恵まれながらも、彼の内には深い悲しみがある。愛する者を、国家の策略によって失った過去…それが、彼の人生と戦いに影を落としている。忠義のために槍を振るい、命を削って突き進む姿には、凄絶な覚悟と、どこか死に急ぐような危うさが漂う。
亀梨にとっては、本作が個人事務所設立後に撮影に臨んだ初の映像作品であり、この挑戦には並々ならぬ覚悟と情熱が注がれている。武芸の達人でありながら、内に悲しみと忠義を秘め、死地を駆け抜ける林冲の生き様を、どのように体現するのか。長年のキャリアと表現力を携えた亀梨の演技も見どころの一つとなっている。
壮大なスケール感と人間ドラマの熱が凝縮された特報映像公開
この度、初の本編映像を使用した、壮大なスケール感と人間ドラマの熱を凝縮した30秒の特報映像も公開。
冒頭では、主人公・宋江(織田裕二)が筆を走らせ、世直しの書「替天行道」を記す姿が映し出される。その眼差しには、腐敗した世に抗う強い決意が宿る。
続いて、“動”の頭領・晁蓋(ちょうがい・反町隆史)が馬を駆り、剣を構える姿が登場。烈火の如き闘志と覚悟が、画面越しに伝わる。
そして、“武”の化身・林冲(亀梨)も登場。一瞬の槍さばきのカットは、彼の孤高と悲哀、そして死地を選ぶ覚悟が凝縮されたシーンとなっている。



























