
北原の父親が学校へ乗り込んでくる
するとその矢先、北原の父親を名乗る人物から、娘に会わせてほしいと学校に電話が。実は、北原の両親は以前からけんかが絶えず、特に財力があり学校にも多額の寄付をしている父親が、母親を侮辱することや、尊厳を傷つけるような発言をするため、我慢の限界に達した北原が母親を説得して、妹と3人で家を出たのだという。
当然、生活は苦しいが、それでも元の生活に戻る気がない北原は、父・亘平(神尾佑)に会うことを断固拒否。親の離婚に悩む北原は、どうにかならないかと山田(平岩紙)や健治に助けを求める。
健治は、本人が拒否している以上、きちんとした根拠さえあれば学校が父親に会わせないと判断することも問題ないと助言するが、学校と在学契約を結び、授業料を支払っている亘平が引き下がるはずもなく、文化祭を目前に控えたある日、弁護士を伴って学校へ乗り込んでくる。

北原が父親に伝えた本当の気持ち
亘平は父親である以上娘の北原に会う権利があると主張するが、健治は法的に不可能だと言う。すると、亘平は怒って健治を押し倒し、後日また来ると言い放つ。
ある日、健治が法律事務所に戻ると、そこには北原と母親がいた。母親が久留島に話をしている間、健治は北原とパンケーキを食べに行き、そこで話を聞く。
北原は何も分かっていないまま18歳になってしまったと言い、迷っているまま大人になった健治は信用できると言う。そんな北原に対し、健治は大人になることは悪いことばかりではないと伝える。
文化祭当日、亘平が学校に来るが、健治は裁判所から北原への接近禁止の仮処分命令が出ていることを伝える。しかし、それでも亘平が北原に会わせるよう大きな声を出していると、そこに北原が来る。北原はこれから母親を支え、亘平とは別の道を行くと言い、これまでの感謝と別れを告げるのであった。
SNSでは、「北原さんがしっかりしていて尊敬できる」「北原さんまだ18歳なのに立派すぎる」「お母さんを支えていきたい北原さんが素敵」と、北原を称賛する声が多数上がっていた。

◆文=ザテレビジョンドラマ部
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。





































