
芦田愛菜が主演、岡山天音が相手役を務める特集ドラマ「片想い」が2026年春、NHK総合で放送されることが決定。芦田と岡山、そして脚本を担当する岡田惠和氏からメッセージが届いた。
芦田愛菜、岡山天音共演による“片思い”ラブストーリー
“片思い”の喜びと幸せを、岡田氏がオリジナルドラマで描く本作。舞台は“日本で最も行きたい街”に選ばれるなど、海外からも注目の街の岩手・盛岡。
片思いするヒロイン・優衣(芦田)と片思いの相手・健二(岡山)による、“思うこと”の喜びと幸せに満ちあふれた“片思い”の世界が展開する。
ドラマ「片想い」あらすじ
優衣(芦田愛菜)とケンケン(健二/岡山天音)の家は盛岡市内の昔からの商店街にあり、隣同士。優衣は南部鉄器の店で働く母と2人暮らし。ケンケンの家は、豆腐店を営むお父さんとおばあちゃん、それにケンケンの3人家族だ。
2人は互いの部屋の窓から顔を出せば、相手と話ができる、そんな距離でずっと育った。絵が得意なケンケンは、東京の大学を出て小さなデザイン会社で働いている。優衣にとってちょっと年上のケンケンは、憧れの人でずっと片思い。優しくて笑顔がすてきで、一緒にいると幸せな気持ちになれる。
優衣は短大を出て地元の会社で働き始めたが、人数の少ない職場で慣れない仕事を抱え過ぎてしまう。ある日、職場を逃げるように出てしまい、気が付けば東京のケンケンの所に来ていた。ケンケンはたまたま友達と家で集まっていて、そこにはきれいな女の人もいた。しかし、ケンケンは優衣の表情を見て、皆をすぐに帰し、何も言わずに話を聞いてくれた。
一晩ケンケンの家で過ごし、心が回復した優衣は、正式に会社を辞めた。おりしも、ケンケンの実家のお豆腐屋さんで人手が足りず、大好きな豆腐店で働くことになる。ケンケンの家で働けるなんて! 朝早くからの仕事も全く苦にならず、おばあちゃんと道の駅や得意先を回る車での配達も楽しい。
毎日が充実し、幸せな優衣。そしてそんな時、突然ケンケンが帰ってくる。しかも東京に戻らず、こっちで豆腐屋をやろうと思う、と言う。何があったか気になるが、毎日一緒の職場で働けるなんて!と、天にも昇る心地になる優衣。朝早くから豆腐を一緒に仕込み、配達に出かけ、毎日一緒の生活が始まる。いつまでもこの幸せな日々が続いてほしい、と願う優衣だったが…。
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