チョン・ジヒョンとカン・ドンウォンが共演する韓国ドラマ「北極星」が9月10日にディズニープラスのスターにて配信スタート。また、北条司の原作漫画「キャッツ・アイ」の完全新作アニメ作品が9月26日(金)より独占配信されるほか、実写版「リロ＆スティッチ」が9月17日から配信開始、そしてロウン主演の韓国時代劇「濁流」が9月26日(金)より配信されるなど、9月のディズニープラスも多彩なラインアップが登場。今回は上記4作の見どころを紹介する。
ロマンスと陰謀が絡み合うスパイサスペンス
9月10日より独占配信中の「北極星」は、大統領候補だった夫・ジュニク(パク・ヘジュン)が暗殺されたことにより、自ら大統領候補として立つことになった元外交官・ムンジュ(ジヒョン)と、彼女を守る使命を帯びた脱北者のエージェント・サンホ(ドンウォン)がジュニクの死の真相に迫っていくスパイサスペンス。
立場の異なる2人が、共に孤独を分かち合っていくことでいつしか引かれ合っていく姿も描かれ、2人を待ち受ける運命に視聴者の期待が高まっている。
主演を務めるジヒョンといえば、代表作の映画「猟奇的な彼女」(2001年)をはじめ、「星から来たあなた」(2014年)や「青い海の伝説」(2016年)など多くの作品をヒットに導いてきた実力派俳優。ジヒョンとW主演を務めるドンウォンは、「華麗なるリベンジ」(2016年)や「ゴールデンスランバー」(2019年)、「ベイビー・ブローカー」(2022年)など主に映画作品で活躍。これが約21年ぶりの連続ドラマ出演となった。
初回に一挙3話まで配信されると、いきなり教会での銃撃事件や激しいアクションシーンなど息つく暇もない展開が次々と描かれ、ムンジュの毅然とした態度や、彼女を支えるサンホの見事なボディーガードぶりが話題となった。
本作が初共演という2人だが、制作発表会で「私、昔からカン・ドンウォンさんのファンでした。カン・ドンウォンさんと一緒に作品作りをしたかったのでこの作品を選んだ」(ジヒョン)、「私もチョン・ジヒョンさんが出演されるということで出演を決めました。今までお会いすることができなくて、今回一緒にお仕事できることになって、うれしかったです」(ドンウォン)と相思相愛で、それぞれ共演を切望していた様子。2人の思いが作品とどんな化学変化を生み出していくのか今後の展開も楽しみだ。
世界中から注目！「キャッツ・アイ」の完全新作アニメが登場
「キャッツ・アイ」の完全新作アニメは、9月26日(金)より独占配信開始。同作は1981年から1984年に週刊少年ジャンプで連載されていた北条の同名漫画を原作としており、喫茶キャッツアイのオーナーである美人3姉妹の瞳、泪(るい)、愛が、「怪盗キャッツアイ」として夜を駆け、華麗なアクションや刑事とのスリリングな恋を繰り広げていく。
約40年ぶりにシリーズアニメ化されるということで、原作を忠実に再現しつつも現代版にアップデート。そんなリニューアル版では、北条が手掛けた人気漫画「シティーハンター」の主人公で、「キャッツ・アイ」のテレビシリーズでは描かれてこなかった冴羽リョウのモデルとも言われる原作キャラクター“ねずみ”こと神谷真人も登場する予定となっており、シティーハンターのファンにとっても目が離せない。
解禁されたティザー映像では、同シリーズおなじみのテーマソング「CAT'S EYE」をAdoがカバーしており、令和によみがえった怪盗キャッツアイに新たな風を吹かせている。
さらに、キャラクターたちの声を担う新たな声優キャストも発表されており、次女・瞳役に小松未可子、長女・泪役に小清水亜美、三女・愛役に花守ゆみり、そして瞳とラブロマンスを繰り広げる刑事の内海俊夫役に佐藤拓也が抜てきされるなど、豪華な声優陣の共演も注目されている。
なお、同アニメは9月26日(金)から10月31日(金)までは前編となる1話から6話が、12月26日(金)から2026年1月30日(金)までが後編となる7話から12話がディズニープラスのスターで配信予定だ。
オリジナル版を知る世代も、初めて触れる世代もこの機会に「キャッツ・アイ」の魅力に触れてみては。
