
社会現象を巻き起こした「ペントハウス」(2020~2021年)のユジンと、「紳士とお嬢さん」(2021年)で「2021年KBS演技大賞」大賞を受賞したチ・ヒョヌという実力派2人が夫婦役で主演するドラマ「ファーストレディ」。10月2日にLeminoで配信された第4話では、2人が“20年前の出会い”のシーンを自ら体現し、夫婦の原点を鮮烈に演じてみせた。冷え切っているように見えた2人の絆にスポットが当たる中、離婚劇はいよいよ全面戦争へと突入した。(以下、ネタバレを含みます)
次期大統領の離婚劇がマスコミの格好のネタに…
「ファーストレディ」は、韓国大統領に当選した夫ミンチョル(ヒョヌ)と、彼を長年支え続け、ファーストレディの座を手に入れるはずだった妻スヨン(ユジン)の間で巻き起こる権力と愛、欲望の衝突と葛藤を描いた心理サスペンス。脚本家のキム・ヒョンワン氏が6年間の準備期間を経て執筆を完成させたという点でも注目を集めている作品だ。
大統領選当選の祝賀イベントの夜、ミンチョルはスヨンに突然の離婚宣言。絶対に離婚したくないスヨンとの間でにわかにドロ沼離婚劇が幕を開けた。2人の離婚劇はマスコミの格好のネタになり、第3話ではミンチョル側がスヨンを盗聴の疑いで刑事告訴。2人の関係がもはや修復不可能であることが国中に知れ渡る――という展開が描かれた。
離婚成立の土壇場で飛び出した“20年前の出会い”回想シーン
続く第4話では、2人の娘・ジユ(パク・ソギョン)が校内暴力騒ぎを起こし、その動画がインターネット上で拡散されるという問題も発生。踏んだり蹴ったりの状況にさすがのスヨンも観念し、一旦は離婚を承諾。離婚書類にサインするためミンチョルの事務所を訪れた。
だが、2人の離婚劇はそう簡単には終結しなかった。離婚書類にサインする段になると、彼女は「覚えてない?初めて会った日のこと」と、20年前の出会いについて言及。その回想シーンが、スヨンとミンチョルの本来の人柄を実に魅力的に描き出した。

TCエンタテインメント

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発売日: 2022/12/02




























