伊達公子、引退を決めた理由は「自分のボールが生きてない」
12月8日放送の「A-Studio」(TBS系)に元プロテニス選手の伊達公子がゲスト出演。今年9月に引退会見を開いた伊達が、選手生活に区切りを付ける決め手となった出来事を明かした。
伊達は1989~1996年の間に世界ランキング最高4位を記録し、世界のトッププレーヤーとして活躍してきた。1996年に一度は引退するが、12年のブランクを経て2008年にカムバック、その直後の大会でシングルス準優勝、ダブルス優勝という成績を残す。その後も4大大会への再挑戦など精力的に選手生活を送っていたが、今年9月の「ジャパン女子オープン」を最後に再び現役を引退した。
2008年の現役復帰後、伊達は慶應義塾大学のテニスコートで練習をしており、毎日のように学生と一緒に汗を流していた。今年の引退表明に至るまでに、膝のけがに苦しんでいた伊達だが、慶應での学生との練習中に引退の二文字が心の中に浮かんできたと明かす。
「今回膝がダメになって、手術の後だいぶ痛みが落ち着いてきたとはいえ」「自分のボールが生きてないなっていうのを感覚として感じ始めて」と、その時の心境を振り返る伊達。
「(以前のように試合の)主導権を握れなくなってる」と感じると同時に、「その段階でもう(プロのトップ選手には)ついていけないのかな」という思いも浮かんできて、自分の気持ちが現役引退へ傾いていったという。
次回、12月15日(金)放送予定の「A-Studio」には北村一輝がゲスト出演する。
毎週金曜夜11:00-11:30
TBS系で放送
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