
ドラマ「新東京水上警察」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)のトークイベントおよび第3話上映会が、10月19日に都内で開催され、主演の佐藤隆太と共演した加藤シゲアキのほか、主題歌を担当するAqua TimezのTASSHI、大介、太志、OKP-STAR、mayukoが登壇。撮影の裏話などを語った。
過酷な水上アクションに佐藤隆太「本当にやってます」
吉川英梨氏の「新東京水上警察」シリーズが原作の本作は、水上の犯罪を取り締まるために警視庁が設立した「東京水上警察署」を舞台に、刑事たちが東京の海を駆け巡るマリン×クライムエンターテインメント。
ステージに登壇した佐藤は「友人とか見てくださった方は楽しんでくれているみたいで、野球部時代の先輩から『思ってたより面白かった』とか、SNSでも投稿してくださっている方は好意的なコメントをしていて、励みになっています」とドラマの反響を明かした。
撮影の裏話で話題になったシーンがスクリーンに映されると、2人が「出てないのよ」と課長たちのハンコ押しのシーンに激しくツッコミを入れると、別のシーンで佐藤は「課長の皆川猿時さんが毎回面白くて、真剣にやってるんですけどチャーミングだからどうしても笑いたくなるんですよ」と笑いの絶えない現場であることを話した。
続いて、柴田理恵との取調室でのシーンが映されると、柴田の役作りがすごいというコメントに佐藤は「取調室で柴田さんが『お願い助けて』っていうせりふがあるんですけど、2人いるのに絶対日下部(加藤)にしか行かないのが個人的に面白くて、好みのタイプがあるんだなって、こっちに全然来てくれない」と主張。加藤も「本来なら立場が上の碇(佐藤)に行くはずなのに、ずっと手を握り締めてきて…」と柴田のアドリブの演技を笑いながら振り返った。
このドラマの見せ場である水上アクションのシーンが出ると、船の上での撮影を聞かれた佐藤は「真夏の炎天下で本当に暑かったです」と告白し、アクションについて「CGなのかなってうわさになっているそうなんですけど、本当にやってますから」と観客にアピール。船の揺れが大変だという話になると「実際に船を走らせて立ってると体幹が必要で、ちょっとでも気を抜くと放り出される感じでした」とヒリヒリしながらの現場だったことを打ち明けた。
さらに、船酔いに苦しんだと佐藤が話すと、現場にいた加藤は「僕は船の中で本を読んでました。待ち時間がけっこうあったので、佐藤さんが必死に演じているときに本を開きながら大変だな、と思ってました」とあっけらかんとしながら答え、「酔ったことがないので、酔う人の気持ちがわからないんですよ。でも知識だけはあるので『酔い止めしっかり飲んでくださいね』と心配してました」と、佐藤に声をかけていたことを明かした。

佐藤隆太、ドラマ主題歌に「涙がこみ上げるくらいうれしかった」
ここで主題歌を担当しているAqua Timezのメンバーが登場。佐藤は「初めて聴かせていただいた時に、涙がこみ上げるくらいうれしかったです」と感謝すると、主題歌のオファーを受けた時の心境をTASSHI は「僕たちは今年いっぱいの再結成で活動しているので、こんな素敵な話をいただけるとは思わなかったですし、ドラマの主題歌ってドラマとセットで記憶してもらえるので、皆さんの思い出に残れるように作りました」と吐露。太志も「台本を読ませていただいた時にチーム戦だなと思って、自分たちも一人ではできないことだらけだったので、これまでの自分たちのことを書けばいいと思って書きました」と思いを口にした。
最後に佐藤は「もし見ていただいて気に入ってくださったら周りの人にも勧めてほしいですし、いまいちだったら何もつぶやかないでいただいて…」と話すと、観客を見渡し「今日見たからって明後日3話を見ないのはなしよ。絶対見ないといけないんだからね。今日見て、オンエア見て、Tverでもう一回見られるから」と観客に念押しして、笑いを誘いながら視聴を促していた。
◆取材・文=永田正雄

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