
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『こじらせ幼馴染』の1エピソードを紹介する。作者のすずり街さんが、9月6日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、1.6万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、実写ドラマ化もしている『BLドラマの主演になりました』(一迅社刊)で知られる、すずり街さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
幼馴染の渥美に世話を焼いてもらう吉野

黒髪マッシュのイケメン・吉野は、幼馴染の渥美に構ってほしくてさまざまなことを画策する。幼馴染と一緒に登校する日の吉野は、ギリギリになっても寝ぼけており、用意もままならない。そんな吉野に渥美は世話を焼いていた。
また別の日の吉野は“傘を忘れた”と言い、渥美の傘に入る。しかし実際のところ吉野は、寝起きも良く、傘もわざと忘れていたのだった。そんなある日、吉野に対してどう思っているか聞かれた渥美。そわそわしながら返事を待っていると…。
『こじらせ幼馴染』シリーズを読んだ人たちからは、「よし兄の顔が怖くなってる」「吉野の努力がすごい」「不憫すぎて笑った」「更新が楽しみすぎる」など、多くのコメントが寄せられている。
作者・すずり街さん「吉野が妹の前では残念な人(兄)でしかない姿が描けて楽しかった」

――『こじらせ幼馴染は構って欲しい』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
幼馴染ものを描いてみたかったのと、編集さんとの世間話でイケメンの髪型ってなんですかねと話していたら「黒髪マッシュ!」と言われたので黒髪のマッシュのこじらせてる幼馴染攻めを描こうと思い描きました。
――本作では、妹が見ている兄と幼馴染へ見せる姿のギャップが非常に印象的でした。吉野や渥美、妹など主要キャラのプロフィールについてお教えください。
小鳥遊 吉野…高校1年生。渥美のことが恋愛的な意味で好き。顔が似てるフィギュアスケート選手の兄と中学生の妹がいる。友達は少ないが女子には人気。中学の時は一応陸上部。高校は帰宅部。
橘 渥美…高校1年生。吉野のことは友達としては好き。背が低めな大学生の姉がいる。友達は多い。中高と合唱部。
妹(雪野)…吉野の妹。中学生。兄たちが拗らせた恋愛をしているのを生暖かく傍観している。
*設定はそんなに現状決まっていないので変わるかもしれないです。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
吉野が妹に「コンビニのプリン買ってあげるから渥美には内緒にしてください妹様」というシーンです。渥美には比較的かっこつけている吉野が妹の前では残念な人(兄)でしかない姿が描けて楽しかったです。
――すずり街さんは、以前のインタビューで「読みやすいように絵はシンプルになるよう気を付けています」とお話しされていましたが、特に時間をかけて描いているパーツや描き直すことが多い箇所はありますか?
髪の毛を描くのが特に苦手なので描き直しも多く時間がかかります。
――X(旧Twitter)の投稿には、多くの“いいね”やコメントが寄せられていました。今回の反響への感想をお聞かせいただけますでしょうか。
読んでいただきありがとうございます。とても励みになっています。今後もこじらせ幼馴染な吉野と渥美をよろしくお願いいたします。
――今後挑戦してみたいジャンルやテーマがありましたら、お教えください。
ライトな3PBLモノやいろいろなバース系のBLにも挑戦してみたいです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつもありがとうございます。こじらせ幼馴染の他にも現在いろいろな作品を商業と趣味含め描いていますので、今後も楽しんでいただけたら幸いです。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。






























