
草なぎ剛が主演を務めるドラマ「終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第3話が10月27日に放送された。樹(草なぎ)が1人で育てる息子を思う言葉が深かった。(以下、ネタバレを含みます)
遺品を通して家族や人生を向き合うヒューマンドラマ
本作は、妻を亡くし、シングルファーザーとして生きる鳥飼樹(草なぎ)が、遺品整理会社「Heaven’s messenger」の仲間たちとともに、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていく、心温まるヒューマンドラマ。
遺品に刻まれた残された者へのメッセージを解き明かすほか、切ない大人の恋も描かれる。
手広く事業を展開する御厨ホールディングス次期社長の妻で絵本作家の真琴を中村ゆり、「Heaven’s messenger」の新人遺品整理人・久米ゆずはを八木莉可子、現場歴10年のベテラン遺品整理人・矢作海斗を塩野瑛久、「Heaven’s messenger」の社長・磯部豊春を中村雅俊、真琴の母で「Heaven’s messenger」に生前整理を依頼する鮎川こはるを風吹ジュンが演じる。
樹の息子がいじめられているところに遭遇する真琴
生前整理を頼んだこはるに不安な思いを抱く真琴と、「娘の負担になりたくない」と余命宣告されていることを打ち明けようとしないこはるの板挟みになっている樹。
そんな中、絵本の読み聞かせで小学校を訪れた真琴は、樹の息子・陸(永瀬矢紘)がいじめられているところに出くわした。
陸は「自分がされて嫌なことは人にしないよ」という父の言葉を守っているだけなのに、なぜ自分だけが嫌なことをされるのか分からないと涙を見せる。真琴は「嫌なことされて黙ってると、それでいいんだって思われちゃうんだよ」と、やり返したり嫌だと伝えたり、逃げたりしてもいいとアドバイスした。
すると、その後に真琴の読み聞かせのときに騒いだ子供たちを注意した陸は、再び冷やかしを受けると、その中の1人を突き飛ばしてしまった。
連絡を受けた樹が小学校へ向かうと、頭を下げながら「全部、私のせいなんです」と詫びる真琴。顔を上げて、相手が樹だと気付くと驚いた。



































