
日向坂46の五期生が出演する「日向坂になりましょう-五期生成長バラエティ-」の第10回が、11月17日にLeminoで配信された。同番組は、五期生メンバーがさまざまな場面で活躍できるプロフェッショナルを目指して、毎回趣向を凝らした企画に挑戦するバラエティ。今回は大田美月、大野愛実、佐藤優羽、鶴崎仁香の4人が、商店街でのアポなし取材に挑戦した。(以下、ネタバレを含みます)
佐藤のプレゼンが企画として実現
舞台は東京・板橋のハッピーロード大山商店街。「今回は何をやると思いますか?」と鶴崎がネタを振ると、大野が「外だから、体力テスト」ととぼける。この微妙な空気感に、講師を務めるカンニング竹山も「20点です」「今日できるかできないかで君らの芸能人生かかってくるから」と辛口コメントでバッサリ。
先輩メンバーも経験してきた街ロケだが、今回は佐藤の第1回でのプレゼン「観光地の紹介をしたい」がきっかけで実現した。オープニングの決めポーズをどうしようか4人で話し合っているところで、通りかかった老婦人が竹山に話し掛け始める。こういった地元の人との予想外の出会いも、絶好のチャンスなのでスルーしてはいけないと竹山はアドバイスする。
4人バージョンでのオープニングに加え、佐藤が1人ロケバージョンとしてのオープニングにも挑戦。1テイク目のリアクションはクール過ぎたのか、竹山いわく「意味ありげなのよ」とリテイクに。2回目は陽気に手をたたいてハッピーロードを紹介したところ、「1人でしゃべって『わ~っ!』ってやるのはYouTuberのやることだから」と、テレビらしい演出になるコツも教わった。
商店街で昔ながらの老舗精肉店を見つけたところで、竹山から一挙手一投足に至るまで細かな指導が入る。「店主と話すときはカメラに映るように2人で前に出る」「品物を頼むときは誰かがボケてもいい」など、竹山の熱を帯びたレクチャーの後、4人でカメラに向かって食リポに挑む。
鶴崎は初代キャプテン・佐々木久美の持ちネタ“エア食リポ”でさりげなくボケてみせ、一口食べて、自身の名前とイタリア語のボーノ(おいしい)をかけた決めぜりふの「にこぼーの!」を決める。
流れに乗って大野も「うまなみん!」と自分のニックネームを交えたが、竹山は「自分のライブ以外では要らないです」と渋い判定を下す。ただ、鶴崎のエア食リポは「これはいいです。他の芸人さんも必ずツッコんでくれるから」と褒めていた。さらに、竹山自らオーバーリアクションでの食リポを実践し、それだけでなく発展形リアクションのコツも伝授した。
「遠足のお菓子選手権」を開催!
次は、駄菓子店をアポなしで訪れての突撃取材を試みる。撮影許可をもらうべく大野が手を挙げるが、竹山からは「アポ取りはカメラに見えるよう扉を開けて大きな声で」とのアドバイスが。その通りに、丁寧かつ堂々とした話しぶりで撮影許可をもらうことに成功した。
レトロな店内にメンバーは「懐かしい~!」と大喜び。そこで、竹山の会社の遠足に持っていくという設定で、4人がそれぞれ200円分の駄菓子を選んでそのセンスで勝負をかける「遠足のお菓子選手権」が始まった。ポイントは、メンバーの父親にも喜んでもらえるようなお菓子を選ぶこと。
大田は空いた時間に小分けで食べてほしいと小さな包装の駄菓子を多めに入れ、佐藤は選んだ駄菓子の中から特に「お酒のアテに」とキュートなデザインのマシュマロスティックを推した。大野は駄菓子の定番・ブタメンやチョコケーキを選び、鶴崎はマイク型のお菓子を選んでアピール。このマイク型お菓子は「娘がアイドルをやってるので、お父さんに遠足でも娘のことを思い出してほしい」という気持ちで選んだとのことで、竹山のハートをつかんで鶴崎が最高評価を獲得した。
続いて、商店街で客引きをしていたアルゼンチンタンゴの講師に声をかけ、教室に案内してもらった。講師のマリコさん・マウリシオさん夫妻は、海外の大会で優勝歴もある実力派だが、大田はダンスについて聞く前に「靴が少し気になってるんですけど…」とマリコさんの華麗な高いヒールが気になるようだ。
大田&大野と佐藤&鶴崎のペアに分かれ、アルゼンチンタンゴの基本ステップをレクチャーしてもらうと、座るように相手の膝に乗る「センターダ」にもチャレンジ。大野が大田に、佐藤が鶴崎に体重を預けて乗るこの難しい技も、大田と鶴崎が体幹で見事に相手を支えてみせた。
竹山の手加減しない“スパルタ”レクチャーもあってすっかりレベルアップし、いろいろな局面での盛り上げ方を学んだ4人。地元の人々と一緒に笑顔になって、ハッピーロードで日向坂46らしいハッピーオーラに満ちた体験ができた。
◆文=大宮高史
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

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