よゐこ、破天荒ディレクター“ナスD”に宣戦布告!
よゐこ・有野晋哉
――「陸海空」でのナスDの活躍はご覧になっていましたか?
ナスDの「部族アース」は最初から全部見てたんです。でも、濱口さんに最初に「見た?」と聞いたら、「怖くて見られへん」と(笑)。なにせ、ナスDはヤバいヤツですから。
以前、「無人島0円生活」のロケハンに行くナスDに密着する番組を見たことがあったんですけど、「タレントさんよりも過酷な状況で試してみないと分からない」と言って、真冬に裸で海に潜っていて! そんな人に勝てないでしょう(苦笑)。
実は、ここ1~2カ月、取材依頼が殺到したんですけど、全部「ナスDについて話してください」という依頼だったんです。それはなんかイヤやなぁ…と思って、ずっとお断りしてたんですよ(笑)。だから今後も、視聴者としてナスDを楽しむだけで、演者同士として絡むことはないと思ってたんですけど、まさか相方が対戦相手として指名するとはね!(笑)
――ご自身がナスDに負けない点を教えてください。
ナスDはコミュニケーション能力も高いし、3~4日寝てなくても平気やったりするしなぁ…。出された料理も何でも食べるし、その点ではタレントは負けますもんね。ナスDはラスボス的存在! こうなったら、胸を借りるつもりで挑みます(笑)。まぁ、向こうはひょうひょうとしてそうですけどね。
――ご自身にとって、ナスDはどんな存在ですか?
僕は仕事でしかつながりがないんですけど…。20代の頃の僕らは“シュールなコントをするよゐこさん”で、「若い子にウケればいい」とか、自分たちでお客さんを選んでたんですよ。
そんな僕らが子供や大人の人気を得られたのは、「無人島0円生活」や「1ヶ月1万円生活」(共に「いきなり!黄金伝説。」のコーナー企画)でナスDが生み出してくれた“高いテンションの(濱口)優さん”のおかげやと思いますね。
――昨年は“大人の無人島”をテーマにして臨まれていましたが、今年のテーマは?
“ケガのない無人島”にしたいです。あと、僕は過去に一度しか海に潜らせてもらってないんですよ。そのときに足がプカプカ浮いて全然ダメだったので、もう一度挑戦させてほしいです。
――今回で15回目を迎える「無人島0円生活」ですが、長い歴史の中で一番の思い出は?
年またぎで生放送をしたときですね。濱口優が魚を突いて出てくるという段取りだったんですけど、濱口さんが緊張から全然潜れなかったんですよ! あれはつらかったですね。あと、建物がある場所で一人、作業をするときはいつも怖いですね。物音がするたび、パッと後ろを向いたりしてます。
――これまで「無人島0円生活」を辞めようと思ったことは?
僕はいつも、行きの飛行機の中で「あと3日!」と思いながらやってます(笑)。時間を刻みながら、我慢してやってますね。
――ご自身にとって「無人島0円生活」とはどんな存在ですか?
後輩からは嫌われてる番組ですね(笑)。「もう辞めてくださいよ、よゐこさん。お二人がやるから、僕らにもそういう企画が回ってくるんですよ」と。
でも、僕らにとっては出世作。言うなれば、“寅さん”みたいな感じ。最終的にテレビで放送されなくなったら、劇場版で続けたいなぁ…なんて思ってます(笑)。
12月29日(金)夜6:30-11:10
テレビ朝日系で放送
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