「家に帰ってから日本酒をちびちびと楽しむのが最近の“リナ酒”」
――最近の武田さんのお酒事情“リナ酒”を教えてください。
コロナ禍が終わってからは、ほとんど外で飲んでいたのであまり家で飲むことがなくなっていたのですが、今回の撮影でいろいろな場所に行って、自分でお酒を買ったり、いただいたりしたので、今、家に日本酒がものすごくたくさんあって。なので、それを家に帰ってからちびちびと楽しむのが最近の“リナ酒”です。
――おつまみは作ったりされるんですか?
おつまみは簡単なものなんですが、最近は素材の味を楽しむというのが自分の中でのブームなので、少し焼くだけとか、塩だけで炒めるとかして食べています。外で飲むのも好きですが、最近は家でちびちび飲むのにもまたハマっています。
――何かパパッと簡単に作れるおすすめのおつまみはありますか?
梅をあえるのはずっとハマっていて、小松菜にただ梅をあえて、最後にゴマをかけるのとかおすすめです。夏に夏バテ予防で塩分を取るために梅にハマってから、ずっと継続しています。お酒にもつぶして入れて飲んだりするので、万能だなと思います。
「楽しみがあることを特別だと感じられる」
――改めて武田さんにとって「ワカコ酒」はどんな存在ですか?
私にとっての「ワカコ酒」は、変わらない良さがある作品です。設定でも「村崎ワカコ、26歳」とずっと言っていますが、何か大きな出来事があるわけではなく、毎日お仕事をして、おいしいお酒を飲んでと、自分の楽しみがあることを特別だと感じられるので、当たり前の日常こそを大切にしたいと思える作品に出会えてうれしいです。
普段の私はどうしても慌ただしく過ごしてしまいがちなのですが、ワカコを演じている時はワカコの性格に救われることが多々あるので、1年に1回ペースで撮影に入るというのは私にとって精神統一のような、ワカコを演じたから少し自分に余裕が持てるなと思える特別な時間です。
なので、作品を見てくださる方も、おいしいものをおいしいと感じられる時は他のことを考えず、ただ“おいしい”という時間を大切にして、それを次の日の活力にしていただけたらなと思います。
――10年経って、武田さんがワカコの性格に似てきているんですね。
そうですね。東京のにぎやかな街並みで生活していると、気づかないうちにどこか疲れてしまったりということもあると思うんですよね。そういう時に今回、ワカコは地方に行ってリフレッシュして。で、また帰ってくると自分の場所の安心感を味わえて、いろいろなことを見つめ直せるので、自分の今いる場所から離れることも大きいなと思っています。
私の場合は海外に行くことがすごく好きなので、改めて日本はすてきな国だなと思いますし、その反面、同じ場所だけにいると知らないことも世の中にはたくさん起きているんだなというのも感じられます。今回シーズン9を通して、改めて一人旅の時間も私の中では大切なんだと思えました。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
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