
2000年12月1日にスタートしたBSデジタル放送。2025年12月1日に開局25周年を迎えるということで、毎週月曜よる10時から放送中の「クイズ!脳ベルSHOW」(BSフジ)が、11月23日(日)よる9時から「BS開局25周年!5局でコラボWEEK!」を実施する。BS各局の垣根を超えて、BS局の看板番組で活躍する人気芸能人がパネラーとして登場。MCは岡田圭右(ますだおかだ)、アシスタントは川野良子アナウンサー(フジテレビ)。そしてゲストは、BS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴」の小木博明、BS朝日「そこに山があるから」の金子貴俊、BS-TBSの「憧れの地に家を買おう」の武井壮、BSテレ東「マネーのまなび」のパックン(パックンマックン)の4名。収録直後、MC岡田とゲストの4名に“BS”の魅力と今回のコラボ番組の見どころなどを聞かせてもらった。
小木博明「芸能界の中でも“BSで番組やりたい”って人が結構いる」
――収録が終わったばかりですが、司会進行役を務められていかがでしたか?
岡田:いやぁ、通常回はゲストの皆さんが淡々とされていて「どういじろうか?」って感じなんですけど、今回はリアクションがすごく良くて。特に意外や意外、小木さんがテンション高くて。これまでいろんな番組で小木さんと絡んできましたけど、一番テンションが高かったんじゃないかってくらいでした。グイグイ来てました!コラボということでしたけど、“BS”という枠も関係してるんでしょうか?僕も含めて、リラックスして楽しくできたという感じでしたね。
――皆さん、番組と局を代表してこられてますが、“BS”の良さってどういうところですかね?
小木:BSって自由なんです。いい感じにゆる〜いんですよ(笑)。「脳ベルSHOW」はとんでもない番組で、出演する時に「小木さん、『脳ベルSHOW』に入れちゃって大丈夫ですか?」って言われるくらいで。
岡田:ちょっと、ちょっと!(番組への出演が)“罰ゲーム”みたいな言い方しないでくださいよ!(笑)
小木:ハハハハ。なんだろうな?BSって趣味的な内容の番組も多くて、芸能界の中でも「BSで番組をやりたい」って人が結構いるんです。でも、なかなか枠が空かないんですって。
――BS番組はある種のステータスでもありますね。趣味を生かせる番組が多いですし、長く続いている番組も多いですからね。
小木:そうそう。僕らの番組も2011年からやってるくらいだから。
金子:僕はBSで登山番組に出演させていただいていることが本当に嬉しいです。俳優業もですが、気づけば山にいる時間の方が多いかもしれません(笑)、もともと山登りは趣味だったので、好きなことを伸び伸びと楽しみながら撮影できるっていうのが、仕事ですけど本当に楽しいんですよ。これからも長く続けていきたいです。
――パックンさんは“金融”関連とか“お金”の話とかに強いイメージがありますけど、それもBSの番組の影響も大きいんじゃないですか?
パックン:そうですね。BSは、舞台とかラジオとかそういう自由な空間の要素が丸々残ってるテレビなんだと思うんです。いろんな番組にコメンテーターみたいな感じで出させてもらったりしてますけど、「マネーのまなび」に出てる人だって知ってくれてる人が多かったりするので、なんかそういうのもうれしいですよね。
――今回の「クイズ!脳ベルSHOW」はどうでしたか?
パックン:僕はバラエティのクイズに10年くらい呼ばれてないんですよ。だから今回、ちゃんと答えられるのか、ボケられるのか、すごい心配でした。
岡田:十分十分!ボケすぎてたくらい(笑)。
パックン:あ、そう!いやぁ、よかった。
武井壮にとってのBSは…ライフワークであり、“冠番組”のイメージ
――武井さんは“BS”に関してどんな印象が?
武井:皆さんが話してるとおり趣味的な番組も多いので、「あの人の番組」ってすぐに浮かんでくる番組が多いと思うんです。今回出演した人たちも「その番組に出てる人だ!」ってイメージがありますし、ライフワークになるような感じもあるし。趣味とか、コアなところに差し込める魅力がある気がします。
岡田:ゆるいと言いながらも自分の趣味ですから、背負ってるものもありますし、熱の入れ具合が自然と違ってくるんですよ。
武井:芸能人の中でも大御所の方で楽しみに見てくれてる方がいて、船越英一郎さんや林家三平師匠とか「武井くんの家買う番組見てるよ」って言ってくださったりするんです。
岡田:地上波とかBSとか、そういう境界線みたいなものも感じなくなってきてる気がするんです。
小木:BSは全国放送っていうのもあるしね。
岡田:そうそう!そういうところも含めて、BSの番組はいろんな人に見てもらえてるんじゃないかなって思います。






































