各局看板MCが絶賛、岡田圭右のMCは“名人芸”の領域!?
――今回の番組での印象的なことを教えてください。
小木:久しぶりにパックンと一緒に仕事して、「あ、そういえばパックンってこういう人だったな」っていうのを思い出しました。
岡田:わかります!我々、「爆笑オンエアバトル」とかで一緒にやってたから芸人パックンの昔のことを知ってますし、でも最近は金融とかインテリな感じのイメージが強いから、バラエティで一緒になって、思い出す部分とかね。
小木:そうそう。「パックンってこうだ!いつもひと言多いんだよなぁ」みたいな。
パックン:ちょっと!(笑)ある問題の回答で、自分ではすごく気に入ってたのがあったんですけど、みんなにボロクソ言われたのがちょっとね。
小木:その回答こそ、「ひと言多い」っていうヤツだったから。
パックン:バラエティとして自分の勉強不足でした!気をつけます。
――武井さんはどうですか?
武井:やっぱり(岡田の)笛かな。もう“芸”の域に入ってるというか、一人で処理しきれない間(ま)を笛で埋めてるっていうのが名人芸の域に達してるなって。
岡田:いやいや、もっと印象的なところ他にもあるやろ!
小木:ステージの転換でスタッフの方がボードを用意した時に、岡田さんがバン!って自分のイスを蹴るんです。スタッフさんがやりやすいように、自分のイスを端っこに行くように。あれ、かっこいいなぁって思った。
岡田:それもどうでもええことやん!
武井:「そんなことあるかいな!」って手を前に出しながらツッコむ時も、そのまま一手を振って帰っていくんです。それもかっこいいなぁって思いましたね。
小木:キレイに一連の流れでやってるから目が離せないんです!
岡田:そんな俺の動きはどうでもええから!
――金子さんはどうでしたか?
金子:最後までどうなるのか分からなくて楽しかったです。それと、先輩方の頭の回転の速さっていうんですかね?反射神経に圧倒されました。いつも番組では一人で山を歩いていて、自分のペースでやってることが多いので、テレビってこんなに激しかったんだなぁって改めて思いました。
岡田:ひと昔のクイズ番組みたいなノリではありましたからね。
金子:頭フル回転だったので、もしかしたら登山より疲れたかもしれません(笑)。
岡田:ゆるいと言いますか、アナログ的なノリとか感じがこの「クイズ!脳ベルSHOW」がBSらしい番組だなと思うところでもあるんですよ。
パックン「(BSは)各局協力しあえる展開が魅力」
――局の枠を超えてのコラボ企画となりましたが、今後もこういう企画を続けてみたいですか?
岡田:どんどんやってもらいたいですね。局の枠を超えてできるというのは視聴者の皆さんの興味も広がると思いますから。
小木:今日は、正直言うと、皆さんの番組の内容をあまり知らなくて。
岡田:知らなかったのかよ!(笑)
小木:でも、興味出てきたし、見たくなりました。
パックン:以前は、局ごとの垣根があったような気がするんです。今は協力しあって新しいメディアにはない魅力を出そうとしているんだと思うんです。
小木:それがすごく効果的だと思う。メリットしかない感じで。
金子:世の中的にコラボっていうのも流行ってるので、若い世代の人を取り込むのもコラボって有効的だと思うんです。
パックン:これからこの5人でユニットとして活動しようと思ってます。
岡田:それはどうだろうなぁ?
パックン:だろうなぁ(笑)。
岡田:今回は「脳ベルSHOW」に来てもらったので、次は別の局でやるというのは全然アリだと思います。各局で回していきたいなぁ。
武井:“憧れの家”に“車”で行ったり。
パックン:“投資”して、その家を買ったり。
金子:山の物件もあるかもしれないですし。
パックン:山の上で笛を吹く、という感じで、今後のコラボが見えてきました!
岡田:なんで山で笛吹かなあかんのや?(笑)まぁでも、次も何かあることを期待しつつ、今回の放送を楽しんでください。
◆取材・文=田中隆信
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。





































