
コミックの映像化や、小説のコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、たまごひめさんが描く『今年も来たぜシュトーレンの季節が』をピックアップ。
たまごひめさんが11月4日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、1万件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、たまごひめさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
シュトーレンの作り方

ドイツの伝統菓子「シュトーレン」を食べたいと思った作者のたまごひめさんは、自分で作ることに。
沢山の材料に、レーズンミックスをラム酒に一晩漬けるなど、工程に時間のかかるシュトーレン。たまごひめさんはレーズンは半日だけ漬けて作ったり、好きな具材を好きなだけ入れたり、手づくりならではの行程を楽しみながら作る。
オーブンの予熱時間には、子どもをあやしながら作ったシュトーレン。最後の仕上げに粉砂糖をこれでもかとふりかけ、自作のシュトーレンをゆっくりと味わうのだった。
作品を読んだ読者からは、「シュトーレンって作れるんだ!すごい!」「シュトーレンを作っていらっしゃる方の苦労を知って、より強くありがたさを噛み締めながら今年も購入しようと思う」「年末年始に作ろうかなぁ〜」など、反響の声が多く寄せられている。
作者・たまごひめさん「クリスマス前に参考にしてくれたらうれしいな~という軽い気持ちで描きました」

――『今年も来たぜシュトーレンの季節が』を漫画作品にしようと思ったきっかけや理由などをお教えください。
子供のころ母親がパン教室で作ったシュトーレンを食べたことがあって、それがクルミやレーズンがザクザク入ったシュトーレンで本当に美味しかったんです。
あんなシュトーレンが食べたいと思っていて探したのですが、お店で買おうとすると結構高額で、なんとかして自宅で作れないかと思いました。
以前ベーグルの漫画を描いたときに「私も作ってみました!」という引用リポストをたくさんいただいて、みんなクリスマス前に参考にしてくれたらうれしいな~という軽い気持ちで描きました。
――本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
漫画にも描いたのですがわたしすごいせっかちなんですね。
バターを常温に戻しておくとか、一晩寝かせるとか待っていられなくて厳密にはまもったほうがいいのでしょうけど、せっかちでも作れる漫画にしました。
アナ雪か粉雪を歌いながら粉糖をかけると楽しいのでやってみてほしいです。
――X(旧Twitter)の投稿には多くの“いいね”やコメントが寄せられていました。今回の反響をどのように感じていますか?
こういう料理とかお菓子作りの漫画って「作ってみました!」というコメントが多くなるものなのですが、さすがにシュトーレンは工程が多いので「ありがたく買わせていただきますケーキ屋さん」というケーキ屋さんへの感謝のコメントが多かったです笑
ちょっと時間のある人はぜひ作ってみてください。
――たまごひめさんはエッセイ漫画やオリジナルの育児漫画などを描かれていますが、漫画を描く際に大切にしていることや意識していることはありますか?
エッセイは漫画的に面白くしようというよりは私の頭のなかでずっとしゃべっていることをシェアしている感じで描いています。
同じようなことを私も考えていましたと言われるときは嬉しいです。
――たまごひめさんご自身や作品について、今後の展望・目標をお教えください。
読者さんがずっと本棚に入れておきたくなるような漫画を描くのが夢です。
――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。
いつもコメント感想頂ける方、リポストやお気に入りで応援してくださる方、ほんとうに励みになります。
良い作品が届けられるように頑張っていきますのでこれからもよろしくお願いします。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
































