「M-1」「R-1」「キングオブコント」からも参戦! 「S-1」で真のお笑い王者に1億円
ソフトバンクモバイルが主催するお笑い映像コンテスト「S-1バトル」の年間チャンピオンを決める「S-1グランドチャンピオン2010」の制作発表会見が1日、都内の日本テレビで行われ、月間チャンピオンとしてバトルに参加する芸人11組が登場した。
「S-1バトル」は芸人が投稿したお笑い映像の中から、ソフトバンクモバイルのユーザー投票で月間チャンピオンを選ぶというもの。昨年の3月から行われてきたこれまでの月間チャンピオンは、トータルテンボス(3月・5月)、浅越ゴエ(4月)、NON STYLE(6月)、次長課長・河本準一(7月)、COWCOW・よし(8月)、TKO(9月)、千原ジュニア・ケンドーコバヤシ(10月)、中川家(11月)、陣内智則(12月)、タカアンドトシ(1月)、なだぎ武(2月)。
この11組でグランドチャンピオンを決定するのかと思いきや、お笑いの“異種格闘技戦”を目指すという趣旨の下、「M-1グランプリ2010」王者・パンクブーブー、「R-1ぐらんぷり2010」王者・あべこうじ、「キングオブコント2009」王者・東京03が参戦することが明らかに。月間チャンピオンのタカアンドトシ・タカは「そんな勢いのある人たちに勝てへん!」と文句を言いながらも、「まさに頂上決戦や!」と闘志を燃やしていた。また、「S-1バトル」からも敗者復活戦を勝ち抜いた1組(3月13日[土]発表)が参加するため、「敗者復活枠は勢いがある。怖い存在」と月間チャンピオンたちは、口々につぶやいていた。
3分以内ならば映像、コント、漫才などの形態は問わないというルールのため、「ライブ+映像=ライ像の魅力で勝ちたい」とトータルテンボスの藤田憲右。すると陣内は「映像を使って行う僕のネタはまさに“ライ像”! ずっとやってきたことを舞台でも披露したい」と意気込んだが、なだぎに「最前列に元嫁さん(藤原紀香)に座ってもらって、阻止する」とけん制されるなど、早速激しいバトルが繰り広げられた。
また、チャンピオンには1億円の賞金が贈られるが、その使い道を聞かれ、TKOの2人は「(所属する)松竹芸能は東京に劇場を持っていないので、その建設資金にしたい。若手芸人がもっともっと世に出られるような機会を作りたい」と真剣な表情で勝利を誓った。
3月19日(金)夜7:00-8:54 日本テレビ系で放送