
草なぎ剛が主演を務めるドラマ「終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第7話が11月24日に放送。樹(草なぎ)が勤める会社の社長・磯部(中村雅俊)が亡き息子のため立ち上がる決意をした。(以下、ネタバレを含みます)
遺品を通して家族や人生を向き合うヒューマンドラマ
本作は、妻を亡くし、シングルファーザーとして生きる鳥飼樹(草なぎ)が、遺品整理会社「Heaven’s messenger」の仲間たちとともに、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていく、心温まるヒューマンドラマ。
遺品に刻まれた残された者へのメッセージを解き明かすほか、切ない大人の恋も描かれる。
手広く事業を展開する御厨ホールディングス次期社長の妻で絵本作家の真琴を中村ゆり、「Heaven’s messenger」の新人遺品整理人・久米ゆずはを八木莉可子、現場歴10年のベテラン遺品整理人・矢作海斗を塩野瑛久、「Heaven’s messenger」の社長・磯部豊春を中村雅俊、真琴を未婚で生んだ母で「Heaven’s messenger」に生前整理を依頼する鮎川こはるを風吹ジュンが演じる。
Heaven’s messengerに御厨ホールディングスに関連する悲劇の依頼が舞い込む
第7話は、これまで通しで展開してきた御厨ホールディングスが抱える闇へと樹たちが踏み込んでいく様子が描かれた。
前回ラストで警察から連絡を受けた磯部と樹が駆け付けた先は病院。Heaven’s messengerの社員・高橋碧(小澤竜心)が走行中の車から飛び降り、けがをしたのだ。碧は3カ月前にDVを受けていた母を守るため義理の父に暴力をふるったことにより保護観察中で、保護司も務める磯部のもとでHeaven’s messengerの社員として働いていた。
碧は、恩のある磯部が御厨ホームズに勤めていた亡き息子の件で集団訴訟に加わるための費用を工面しようと、かつての仲間に誘われた闇バイトに手を出そうとしたが、直前でやめたのだった。
そんな中、Heaven’s messengerに新たな依頼が舞い込んだ。故人は、自ら命を絶った御厨ホームズの若きチームリーダー・小林太陽(末廣拓也)。御厨ホームズの14人目の被害者となり、磯部はフリーライターの波多野(古川雄大)から聞いていた通り、息子の死から10年経った今も悲劇が続いていることに絶句する。
磯部の願いで、樹は他のメンバーには磯部の亡き息子に関連するということは伏せたまま、遺品整理に向かう。





































