12月16日(土)夜7時30分より、NHK総合にて「有村架純 カナダ大自然の旅」が放送される。
本番組は有村架純がカナダを訪れ、“自分を見詰め直す旅”を行うというもの。
有村は15歳で女優を目指し、24歳のことし連続テレビ小説「ひよっこ」でヒロインを務め上げた。そんな“国民的女優”となった有村は、「気持ちの“解放の仕方”を忘れてしまっていた」と振り返る。
10日間の旅を終えた有村に、旅を通して得たものや、番組の見どころを聞いた。
自分の中で固まっていたものが、解けていった
──カナダへの旅はいかがでしたか?
カナダは留学している友達から、カナダの人は温かいし、自然と街とが共存しているような国だと聞いていたので、行ってみたかったんです。
今回、実際に旅をしてみて、国籍関係なくいろんな国の人が住まれていることもあって、寛大な人たちがとても多いなと思いました。皆さん優しく接してくださるし、街も自然も両方楽しめるような、そんな国だなと感じました。
──“自分を見詰め直す旅”というコンセプトがありますが、何か特別な思いがあったのでしょうか?
そうですね。旅番組なので、(出発する前は)五感をフルに活用して、視聴者の方に伝えなきゃいけないなと思っていたんです。でも、ただ喋っていればいいというものではないかなとも思っていて。
(旅の)初めは、気持ちの“解放の仕方”を忘れてしまっている感覚がありました。それがカナダで1日1日を過ごしていくうちに、自分の中で固まっていた何かが、柔らかく解けていく気がして。自分を見詰め直したり、向き合ったりしている時は「言葉にできないな」と思いました。
今までお仕事をさせていただいてきて、自分の気持ちを解放的にしていくということが、難しくなっていたんだと思います。でも、今回はそういう自分の中の毒素が抜けたというか、デトックスができたような、そんな旅でした。
──では、もう“ひよっこロス”を感じることはなく?
実は、「あ、『ひよっこ』が終わったのって、つい最近なんだ」って思うくらい、はるか昔のことのように感じるんです。「自分の毒素を、もう日本には絶対に持って帰らない!」と思って旅をしていたので、いろんな人と出会ってコミュニケーションをとって、リフレッシュできたんだと思いますね。まぁ、自分の毒素をカナダに置いてくるっていうのも、どうかと思うんですけど(笑)。
12月16日(土)夜7:30-8:43
NHK総合にて放送