
ドラマ「バニーとお兄さんたち」のチョ・ジュニョン、映画「はちどり」のパク・ジフらが出演する韓国の青春ロマンス「スピリット・フィンガーズ」の第11話、最終回となる第12話が11月26日にLeminoで配信された。高校生カップルのソン・ウヨン(ジフ)&ナム・ギジョン(ジュニョン)が紆余曲折の末にたどり着いたかわいらしい“初キス”が、視聴者の注目を集めた。(以下、ネタバレを含みます)
ギジョンを避けてしまうウヨン
韓国の人気ウェブ漫画をドラマ化した本作は、自己肯定感ゼロの女子高校生・ウヨンが、一風変わった絵画サークル“スピリット・フィンガーズ”のメンバーと触れ合う中で少しずつ自分を好きになっていく、というストーリー。原作は累計13億ビューを突破した青春ヒーリングロマンスで、恋模様だけでなく登場人物たちの心の成長も共感を集めている。
自分とは正反対の“自己愛の塊”ギジョンと付き合い始めたウヨン。どんなときもウヨンを肯定し、全力で愛を叫ぶギジョンにつられるように、ウヨンも少しずつ自分に自信が持てるようになっていった。
だがその矢先、ギジョンがモデルとして輝いている場面を目にしたウヨンは自信を喪失。11話ではウヨンがギジョンから距離を取り始め、2人がすれ違う展開が、12話ではウヨンをはじめ登場人物それぞれが自分にとって大切なものを見つけていく姿が描かれた。
ギジョン「おまえはすてきな人だ。欲を出していい」
ギジョンが芸能事務所からスカウトされたことも知り、ウヨンは「別世界の人だって思い知らされた」「私の存在がギジョンの邪魔をするかも」と、以前の自己肯定感ゼロの自分に逆戻り…。だが、ギジョンと会わず家族と過ごすうち、自分以外は完璧だと思っていた兄や弟、母、そして父もそれぞれが悩みや後悔、うまくいかないもどかしさを抱えて生きていることに気付く。
そんな12話のハイライトは、厳格な父とネガティブな母にギジョンを「私の彼氏!」と紹介するシーン、そしてその後のファーストキスだ。
ギジョンと2人きりになり、「ギジョンに好かれて勘違いしてた。浮かれたせいで欲が出てきた。ごめん。振り回したね」と素直な思いを口にしたウヨン。するとギジョンも「おまえはすてきな人だ。欲を出していい」とウヨンを肯定し、「自分以外の誰かが気になったのは初めてだ。頭から離れなくて、たまらなく好きで、不安になった。何もかもが初体験だった」と、正直な気持ちを吐露。
それを聞いたウヨンはもう自分を卑下することもギジョンに気後れすることもなく、背伸びしてその唇にキスをした。

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