
新しい地図の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が、11月30日に都内で開催された「応援のチカラ プロジェクト」発表記者会見に出席。スペシャルアンバサダーとして、車いすカーリングの小川亜希選手と飯野明子コーチ、2010年の「バンクーバーパラリンピック」銀メダリストで、パラ応援大使の上原大祐氏とトークセッションを行った。会見後の囲み取材では、意見が割れたときの解決法を語ったほか、2025年をそれぞれ振り返った。
香取「皆さんの“応援のチカラ”が僕らを大きくしてくれる」
「応援のチカラ プロジェクト」は、ミラノ・コルティナ2026パラリンピック冬季競技大会に出場する日本代表選手に全国から応援の声を届ける取り組み。都立墨東特別支援学校児童・生徒制作による”応援のチカラのタネ”(絵)を香取がコラージュし、一つのアート作品として仕上げて選手に贈呈する。
応援はする側、される側、それぞれ“一方通行ではない”という思いも込められた「応援のチカラ」という取り組みについて、草なぎは「応援がないとここまで僕らも来られなかったですし、共に歩んできた仲間というのは一番必要なものじゃないかな」と話すと、香取も「僕らのお仕事は、『すごく元気がもらえます』って言ってもらえるけど、僕らも元気をもらうことはいっぱいある。皆さんの“応援のチカラ”が僕らを大きくしてくれて、元気にしてくれる。そんな力が応援というものにはありますよね」と、同調した。
一方、パラリンピックの中で注目している競技を聞かれた稲垣は「パラアルペンスキーに注目しています。スピード感がすごいですよね。特に視覚障がいのカテゴリーでは、時速100kmということで考えられないです。見ていてハラハラするんですけど、生で見てみたいですね」と、目を輝かせた。
また、都立墨東特別支援学校児童・生徒の絵をコラージュする大役を担う香取は、「本当に責任重大。こんなに大きなプロジェクトに挑もうとしているんだよ、つよぽん」と振ると、草なぎは「やっぱりアート・絵からパラサポは始まっていますから。(アートの)担当としてしっかり務めてもらいたいですね。慎吾ちゃんはやってくれますよ。この人はアーティスト代表なんで!」と全幅の信頼を寄せ、稲垣も「僕らは応援したいと思います」と口をそろえた。

稲垣、もし意見がぶつかっても「それが個性」
発表会後には囲み取材にも登壇。長年苦楽を共にする3人は、今回の会見中も仲むつまじいやりとり、息の合った掛け合いを披露していたが、もし3人で意見が割れた場合は誰の意見が優先されるのか、という質問が。
これに稲垣は「それぞれの意見というのは絶対あったほうがいいし、同じ意見じゃなくてもそれが個性ですから。ずっとグループとしてもやってきているので、(違う意見があることは)当然なことだと思っているんですけど」とした上で、「それがぶつかり合ってネガティブなほうにはいかない。時に意見を言い合って、話し合うことは本当に大切。お互いの性格もよく分かっているので、僕も出るところは出て、引くとこは引くような感じで、 やってきていると思います」と明かす。
それを受け、草なぎは「吾郎さん、引くとこは引いてるんですか?そうなんですね(笑)」と不思議そうに返しつつ、「2人とも僕と全く考えが違うんです。やっぱり同じ人がいてもつまらないと思いますし、こんなに考えが違うんだ!ということに、僕はいつも楽しみを見いだしている。そこでまた自分の中に落とし込んで新しい道を見つけるので。2人は僕の道しるべですね」と“違う”ことを受け入れ、尊重していることを伝えた。
そして香取は「2人とは意見が違い過ぎるんですけど、一旦2人に譲って、僕の中でまとめた僕の意見をスタッフに全て伝えています」とまさかの内幕を明かすと、稲垣は「譲ってもらって、意見を聞いてもらったような感じがして、最終的に香取くんの意見ということなの?」と思わず確認。香取はひょうひょうと「そうですね。案外気付きません」と返し、稲垣は「それが一番うまくまとまるそうです」と、意見を集約した。
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