索はほたると玄一を連れて自分の育った施設を訪れる
玄一と索は、2人の“かすがい”となる家を買うために必要なパートナーシップ証明書を取得。いよいよ本格的に家探しを開始するが、玄一とほたるがニセモノ親子であることをひょんなことから松に感づかれてしまう。事情を知らない松は、ほたるが玄一から暴行や脅迫を受けているものと思い込み、玄一を捕まえる気満々に。
松にほたるの父親のふりをしていることを指摘される玄一。索にも調査が及ぶと知った玄一は索を庇うために別れを切り出し、索とは赤の他人だと主張する。
索はほたると玄一を連れて楽しみに予約していたクリスマスケーキを受け取ると、自分が高校生まで育った児童養護施設へと向かう。子どもたちの相手に忙しい職員に「じゃあ、また今度。これ、持ってきただけなんで」とクリスマスケーキを渡して、索は満足そうな笑顔で施設を出る。
そして、いきなり「歌ってみる」と言って索は「翼をください」をたどたどしいながらも一生懸命に歌う。
玄一とほたるが拍手すると索が「ここ出るときにみんなが歌ってくれた歌です。波多野さん、歌ったら今の自分の気持ち、わかるって言ってたから」と言う。玄一が「どんな気持ちですか?」と質問すると「楽しみです」と答える索。
「施設での生活、みんな仲良くて賑やかで家族じゃないけど、めちゃめちゃ家族って感じで。出ていくとき、わんわん泣きました。それぐらい大好きなんです、この家。だから自分もいつかそういう家作りたいってどっかで思ってて」と話し、玄一のほうを見て「まあ、ゲイだから難しいっていうのはわかってるんですけど」と言い訳する。
索はさらに「ほんとはちょっとうれしかったんですよ。家をかすがいにしましょうって波多野さんが言ってくれたとき。今も本気で家買おうとしてくれてて、うれしいんです!今までしたどの予約よりも、すっごい楽しみなんですよ」と玄一の目を見つめて涙をこらえながら訴える。
玄一は「ごめんなさい」と頭を下げ「もう、別れましょうとか言いません。俺たちの家買いましょう」と言って腕を広げる。「なんですか?」と索が聞くと「え?仲直りの…」と玄一はハグを求める。
「嫌ですよ、こんなところで」と索は拒否するが、「誰も見てませんし」と玄一が食い下がって近づくと、ほたるは両手で目を覆って見ないようにするのだった。
索のことを思って身を引こうとする玄一の思いも、歌を歌って玄一に気持ちを伝えようとする索の思いも伝わってきて胸が熱くなった。X(旧Twitter)でも、「2人ともすごい愛やん 泣けた」「素敵すぎた 玄ちゃんと幸せになって欲しい」「涙止まらない…優しさと切なさが声に全部出てる」「泣けてくる」「『翼をください』と『バームクーヘン』繋がってる感じがする」「あー、主題歌のバームクーヘンと対になってるのかなー」とコメントが寄せられた。
◆構成・文=牧島史佳
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