
「最悪の悪」(2023年)、「江南Bサイド」(2024年)のチ・チャンウクと、俳優としても活躍するEXOのD.O.ことド・ギョンスが共演する韓国ドラマ「捏造された都市」の第11話、最終回となる第12話が12月3日に配信され、パク・テジュン(チャンウク)の復讐(ふくしゅう)劇が完結した。最後はやはり黒幕アン・ヨハン(ギョンス)との直接対決。チャンウクの壮絶アクションに注目が集まった一方、初の悪役で狂気をむき出しにしたギョンスにも絶賛の声が上がった。(以下、最終話までのネタバレがあります)
テジュンとヨハン、最終話で直接対決
「捏造された都市」は、ある日突然身に覚えのない罪で終身刑を言い渡された男の復讐劇を描くリベンジ・アクション。
植物を愛し、平凡な人生を生きていた配達員・テジュンは、落ちていた携帯電話を拾って届けたことで、身に覚えのない殺人の罪に問われ、終身刑を言い渡されてしまう。それは、ヨハンが仕掛けた壮大な冤罪(えんざい)計画。刑務所から逃げ出したテジュンは、復讐のためヨハンを追い始める――。
10話まででヨハンこそが全てを操っていた黒幕だと知ったテジュン。ヨハンに肉薄するが、11話ではヨハンの差し金で、テジュンを支えてきたノ・ヨンシク(キム・ジョンス)が完全なる濡れ衣で警察に身柄を拘束される。ヨンシクを自由にするため、手に入れた証拠を持って警察に自首したテジュンだが、思わぬ“協力者”の助けで再び塀の外へ。最終話ではヨハンの家に忍び込み、ヨハンと対峙(たいじ)する展開が描かれた。

“初の悪役”ギョンス、狂気の演技がさく裂
冤罪事件の真実を明かす証拠を奪いにテジュンがヨハンの家に忍び込むと、その動きを完全に把握していたヨハンが自ら姿を現す。「主人のいない家で何してる」「あ~、証拠を奪いに来たのか。君は意外と賢いんだな。ただの無鉄砲かと思ったのに」と余裕の笑みを浮かべながら、テジュンに近づくヨハン。
だが、これまでさんざん冤罪事件を作り出してきたヨハンのこと。一騎打ちなどとフェアな戦い方はしない。ヨンシクと共にテジュンに協力してきたウンビ(チョ・ユンス)を人質にとり、その命と引き換えにテジュンの手から武器を捨てさせる。従うしかないテジュンに、ヨハンは「だよな。いつも君は迷わず助ける」と勝ち誇った顔を見せる。
そのとき、一瞬の隙をついてテジュンがヨハンに襲い掛かる。2人はついに直接対決することになるが、そのさなか目の前のモニターにテジュンの弟・テジン(アン・ジホ)が殺される瞬間の映像が…。怒りと悔しさでぼうぜんとするテジュンを見て、狂ったような笑い声を上げるヨハン。笑い声が響く中、テジュンは刀を手に、ヨハンに斬りかかる――。

SM Entertainment
発売日: 2014/12/24


























