モブ「なよなよのモブと食って掛かってくる正義感、どちらとフラグが立つかは明白である」
対処を間違えるとBLフラグが立ってしまうため、モブは熟考を重ねた上で作り笑いでやり過ごす。
食券を買おうとするとまたもや康二が絡んでくる。すると、そこへ「ちょっと待った!」と名前からして正義感の塊のような男・正義(樋之津琳太郎)が登場する。
正義が「お前!この間からそいつに当たり散らしてたけど、さすがにやり過ぎだろ」と注意すると、「あぁ?」と康二が近づいていく。正義が「何が気に入らねぇか知らねぇけど、ダセェんだよ!」と煽ると、「なんだとコラァ!」と受けて立つ康二。
「やんのか?表出ろ!」と正義が言って出口に向かい、呆気にとられている康二に「早く来いよ!」と追い打ちをかける。康二が「ビビってんのか?」と言うと正義は「あぁ?」と振り返りつつ、2人して出ていく。
モブは「なよなよのモブと食って掛かってくる正義感、どちらとフラグが立つかは明白である」とフラグ回避が無事に成功したことに胸を撫で下ろし、立ち上がっておしりを手で払う。
後日。モブが歩いていると康二を連れた正義が「おい」と声をかけてくる。「コイツの元カノの浮気相手とお前の顔が似てて、勘違いで嫌がらせしていたらしい」と正義が説明し、モブが「え?」と言うと、気まずそうに後ろに立っている康二の腕を引っ張って「ほら、謝れって」と正義が言う。
康二が形ばかりに「サーセン」と言うと、「ちゃんと謝れ!」と正義は怒る。康二が「すみませんでした」と頭を深く下げると、「ここは笑って許すとしよう」と考えるモブ。
「ははは」と白々しく笑い「もういいよ」とモブが許すと、康二は安心したように笑顔を見せ、正義は「ありがとう」と感謝する。「よかったな。よし、行こうか」と正義が康二に声をかけて立ち去ると、康二はもう一度「すみませんでした」と頭を下げて立ち去っていく。
モブが影から2人を見守ると、正義は康二の手を取って「行こっか」と言い、康二も「うん」と素直に頷いて、手を繋いで歩いて行くのだった。
思わぬところでBLフラグが立つ様子が面白く、それを素早く察知してかわすモブの様子も笑えた。X(旧Twitter)でも、「思った以上にただの言いがかりだった(笑)」「絶対BLおもしろすぎんかwww」「犬飼くんのコメディアンぶりが加速されてる」とコメントが寄せられた。
◆構成・文=牧島史佳
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
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