
コミックの映像化や、小説のコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、ウクさんが描く『ギャルモーニングルーティン』をピックアップ。
ウクさんが11月11日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、6,000件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、ウクさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
ギャルマインドのモーニングルーティン

ギャルちゃんの“やる気のない日”のモーニングルーティンを描いた本作。
朝は早めに起き、新しいネイルを誰かに見せるために出勤を決め、カフェインで気合いをいれる。さらに気合いばっちりのメイクとコーデで、仕上げに愛犬の写真が入ったネックレスを付けて完成。
出勤時には気分の上がる音楽を聴きながら、さらに“やる気”を上げていくギャルちゃんなのだった。
作品を読んだ読者からは、「可愛すぎ!すごい参考になります」「真似できるところから真似してみようかな」「自分のご機嫌を取るのって素晴らしい」「ギャルちゃんから学ぶことがすごくある!」など、反響の声が多く寄せられている。
作者・ウクさん「「私もがんばってみるか」と少しでも明るい気持ちになってくれたら…」

――『ギャルモーニングルーティン』は、どのようにして生まれた作品ですか?きっかけや理由などをお教えください。
インスタグラムでギャルのマインドをテーマに漫画を投稿しており、その過程で生まれた話です。ギャルのあまり決めすぎていない、ゆるめのモーニングルーティンを描くことで、読んでくれた方が「私もがんばってみるか」と少しでも明るい気持ちになってくれたらいいなと思い描き進めました。
――本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
主人公のギャルが“仕事の憂鬱さをサラリと避けて、自分のテンションを徐々に上げていく姿“にこだわりました。メイク、ファッション、アクセサリー、曲と、外見から徐々にアガる自分に変えて、最後はお気に入りの曲で仕上げ!の流れが、フォロワーさんにも気に入って頂けているポイントのように思います。
――今回の作品のなかで、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
前半の「ニューネイル見せたいし出勤するか〜」のところです!私自身、「仕事頑張ろう!頑張らなきゃ!」と気合いを入れるよりも、「オシャレしたし、しょうがない頑張ってみるか〜」くらいの気持ちの方が、肩の力が抜けてコンディション良く仕事に取り組めることがあります。がんばって気合いを入れるのが難しい時は、別のテンションが上がる理由で仕事に行くのもアリなんじゃないかなと思っています。
――本作を含むギャルちゃんの作品を通して、ウクさんが伝えたいメッセージがあればお教えください。
私もそうですが、大体の悩みは、自分が深く考えすぎて、必要以上に大きく重くしてしまっているような気がしています。ギャルちゃんの話を通して、そんな重くなってしまった悩みを少しでも軽くできたら嬉しいです。憂鬱やモヤモヤと、真っ向から向き合い解決するというよりも、サラリとかわして今日もとりあえず生きてみる、そんなマインドを届けていきたいです。
――ウクさんご自身や作品について、今後の展望・目標をお教えください。
とにかく、「読んだら気持ちが軽くなる!」そんな漫画を描き続けたいです。SNSでの数字の評価、AIの発達など、クリエイターとして心が揺さぶられることも多くありますが、そんな時こそギャルマインドで、挫けず前を向き続けたい思っています。また、ありがたいことに「ギャルちゃんにそばにいて欲しい」との声もたくさん頂くので、ギャルちゃんをSNS外でも身近に感じられるようなグッズをいつか作れたらいいなとも思っています!
――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。
コメントやいいね、フォロー等に本当にいつも励まされています。ありがとうございます。これからも明るく前向きになれるギャルマインドを描き続けていきます。悩むことも多い世の中ですが、「しゃーなし、とりま前向いとくか!」の気持ちでこれからも皆さんと日々を過ごせたら嬉しいです。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。




























