佐野勇斗、松嶋菜々子との10年ぶりの共演を喜ぶ「僕も成長したと思いますので、その姿をお見せできれば」<おコメの女>

松嶋菜々子が主演を務めるドラマ「おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系※初回6分拡大SP)が、2026年1月8日(木)にスタートする。7日連続共演者解禁の第1弾として佐野勇斗の出演が発表され、佐野が自身の役どころや意気込みなどについて語った。
松嶋菜々子演じる東京国税局の敏腕調査官が悪党を一刀両断
本作は、テレビ朝日系列の連続ドラマ初主演となる松嶋が、“決して脱税を許さない”東京国税局の敏腕調査官を演じる社会派・痛快エンタメドラマ。
東京国税局・資料調査課、職員の圧倒的な情報収集能力と調査スキルは“マルサ”(国税局査察部)をしのぐと言われ、1人あたりが見つける隠し所得は年間数億円にも上るという。脱税者を震え上がらせるこの部署は“税務調査最後の砦”で、“料”の米偏を取って“コメ”と呼ばれており、そんなコメの中に新設されたドラマオリジナルの部署・複雑国税事案処理室=通称・ザッコクが本作の舞台。
松嶋演じる主人公・米田正子は、なかなか手を出せない“厄介な”事案を扱うザッコクを創設し、個性派ぞろいのメンバーと共に悪徳脱税者たちに大なたを振るう。
日々ニュースなどで目にする脱税問題に、正子率いるザッコクチームが斬り込んでいく本作。悪徳セミナーを開催してお年寄りから財産を奪い取ろうとする悪党や、スキャンダルや自身の汚点をもみ消そうと幅を利かせる悪徳政治家など、私腹を肥やすためにあの手この手で脱税を試みる上級国民の悪巧みを一刀両断。
他部署から“窓際扱い”されながらも、メンバーそれぞれの能力を駆使して、誰も手を出さない悪徳脱税に迫っていく。
財務省キャリア・笹野耕一を佐野勇斗が演じる
今回、正子率いる悪徳脱税者を一刀両断するチームの一員として、佐野の出演を発表。佐野が演じるのは資料調査課に所属する東大卒の財務省キャリア・笹野耕一。
エリートとして局内では腫れ物に触るような扱いをされているため、重要な案件にはタッチさせてもらえず、消化不良ぎみだったところ、正子に引き抜かれてザッコクのメンバーに。エリートとして過保護に扱われるのを嫌いながらも、自分の立場を理解しているため、ひょうひょうとした人物を演じている。
類いまれな情報処理能力に加えて、帳簿や資料の数字を一瞬で記憶し、数秒で計算する能力を持つ数字のスペシャリストで、かなり仕事ができる強力な戦力。また、“エリートの笹野がいればザッコクの発言力が増す”と考えている正子とは、以前から知り合い。
佐野と松嶋の共演は、ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」(2016年)で親子を演じて以来、実に10年ぶり。松嶋は「先日、新幹線の駅で偶然お会いして、『大きくなったなぁ』と感慨深い気持ちになっていたんです。あの時は、まだこのドラマのお話を頂く前で、こうして再びご縁がつながったこと、不思議な気持ちになりました」と語る。
佐野も、同様に「10年前、僕が初めてレギュラー出演させてもらった作品で、当時はまだお芝居もよく分からない状況だったんですが、すごく面倒を見ていただいたんです。クランクアップのときに頂いたお手紙と靴下は、今も大切に持っているくらい思い出に残っています」と共演に大喜び。「僕も10年経って成長したと思うので、その姿をお見せできれば…。そして、今回は僕が靴下をプレゼントしたいなと思っています」と笑顔を見せる。
また、笹野を演じるにあたって「難しい専門用語も多いので、1つ1つ調べて勉強しています。頭が良くて愛嬌がある人物なので、良いあんばいを見つけられたらいいなと思っています」と気合十分で、「ヒーローものに近い感覚でスカッとできるし、勉強になるドラマ」と見どころを語った。





























