
ゴーゴーダンサーチーム・CYBERJAPAN DANCERSのKANAE WATANABEこと渡辺加苗が「サイバージャパンデビュー15周年記念フォトブック『QUEENS COURT』」(トランスワールドジャパン)を12月15日(月)に発売。12月6日に都内で発売記念イベントを開催し、イベント前に囲み取材に応じた。
「ファンに感謝を伝えるため」
大阪生まれで「たこ焼きとお笑い好きで、吉本新喜劇に出演するが夢」という渡辺。CYBERJAPAN DANCERSには、妹・KAZUEとともに所属しており、渡辺シスターズの「かなへぇ」「かずへ~」の愛称で親しまれている。
モデル活動を経て、2010年からCYBERJAPAN DANCERSに参加。今回のフォトブックは、CYBERJAPAN DANCERSでの活動15周年を記念した1冊となる。
グループや姉妹での出版もあったが、個人での写真集やフォトブックとしては2冊目となる今作の発売について、「うれしかったです。自分の中で節目だったので、何か記念に残るものを作りたいし、ファンの方に感謝の気持ちを伝えるためにも何か大きなものを出したいなと思って『作りたいです』と言ったら、まさかの『じゃあ、海外に行こうよ』と言っていただいて。さくっとした作品になるかと思ったら、まさかオーストラリアのケアンズに行けることになり、もう本当に宝物の作品になりました」と喜ぶ。
2泊3日で撮影が行われた8月は南半球では冬にあたるが、「冬だったんですけど、めっちゃ暑くて。赤道に近いこともあって暑いんですけど、汗はかかないぐらいの感じで、最高でした」と振り返った。

セクシーではなくてヘルシーな1冊に
大胆な姿を披露している写真を表紙に起用するなど、渡辺の思い入れの強さを感じさせる本作。「やっぱり15年も応援してくれているファンの人も、やっぱりKANAEと言ったらこうみたいなイメージがあるだろうなと思って、みんなの思う自分を可視化して、きっと体は鍛え上げている、そして肌は黒肌だろうな、髪は金髪でロング、ネイルは長いだろうなとか、今までのみんなの思う自分を表現しようと思って、ギャルでありゴージャスでありみたいな、そういう自分を詰め込んだ感じしました」とコンセプトを明かす。
お気に入りカットにも、表紙と同じ一糸まとわぬ大胆な姿の写真を挙げた。「生まれたままの姿です(笑)。このポージングも行く前からこのポーズをするっていうのをいくつか決めていました。ナチュラルに大事な所を隠しつつ、アートな感じで、行く前から20~30個のポーズを自分で書いて、やるっていうのを決めていきました」と自身のアイデアで撮影したという。
「過去にも何も着てないカットはやったことがあるんですけど、ここまで全身を写したことはないかもしれないです。上半身とかはあるんですけど。やっぱり、この撮影のために半年ぐらい筋トレをしたり、食事制限もして、ガリガリじゃなく、つける所はつけて、腹筋は縦線を入れてみたいな。線がきれいに入ったからうれしいです。思っていたポーズがちゃんとできて良かったです」とこだわりの1枚に満足げ。
全体的に笑顔が少ない構成になっているのも「セクシーではなくてヘルシーな1冊にしたかったので、(思ったように)できたかなと思います。どっちかというと写真集というより結構アートブックみたいな。景色も入れつつなので、表情も笑顔よりも割とクールだったり、笑わないカットが多いですね」とうれしそうな表情を見せた。
「もう全ページお気に入りなんですよ。どのページが気に入ってる?って言われたら、本当に全ページ良くて、しかも天気も良くて、ロケーションも良かったので、全ページが絵になる、格好良い、文句なしの最高傑作です」と胸を張った。





























