
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、漫画『断罪される令嬢』を紹介する。作者の落花生オペラさんが、11月23日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、7.5万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、落花生オペラさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
濡れ衣を大量に着せられた令嬢

令嬢フォン・トヌレギーヌは聖女への嫌がらせや婚約者への裏切り、国家転覆準備罪などの罪によって王に呼び出されてしまう。王から罪状を読み上げられ国外追放を言い渡されたフォンは呆然と立ち尽くしていた。
それを見て衝撃を受けるのは、妹のキーツ・トヌレギーヌと幼馴染のヒネク・レテール。2人はフォンを愛するあまり独占しようと濡れ衣の噂を流したものの、尾ひれが付き過ぎてしまった。フォンは「ぽゆえ~」と呆然としていたが、続けて「国家転覆以外覚えがないぽよ」ととんでもない爆弾発言をして…。
この怒涛の勢いで展開されるギャグ漫画を読んだ人たちからは、「最悪な所が事実だった」「勢いが凄すぎて溺れる」「誰も傷つかず誰も幸せになれてない」「ボケもツッコミもテンポ良過ぎ」など、多くのコメントが寄せられている。
「どんどん絶対ダメな方向へ転がっていくところに注目して頂ければ嬉しいです」作者・落花生オペラさんに漫画創作へのこだわりをインタビュー

――本作を創作したきっかけや理由があればお教えください。
追放される令嬢が、嫌われているのではなく好かれていたらどうなるかの話を読みたいなと思って描きました。
――本作では、怒涛の勢いで流れていく展開が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
ありがとうございます!全員が悪意や憎しみを持たず事態をどうにか好転させようと頑張っているのに、どんどん絶対ダメな方向へ転がっていくところに注目して頂ければ嬉しいです。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
主人公のフォンがぽよキャラになった挙句、国家転覆という1番認めたらダメな罪を認めるところです。そこから事態が全員制御不能になるので気に入っています。
――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
こんな時こんなキャラならどうするかな?と考えて、浮かんできたボケとツッコミの会話文から話を展開していくことが多いです。今回だと多すぎる罪状と、それに対する「ぽゆえ〜」が浮かんできたので、そこから展開しました。
――今後の展望や目標をお教えください。
今回の令嬢の話もそうですが、主人公が1番制御不能かつ、すれ違ったまま突っ走る話が大好きなので、そういう話を描いていけたら良いなと思います。目標は、夢は大きく、本を出したりなんか出来たら良いな、と思っています。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
見てくださり、本当にありがとうございます。とてもとても励みになっております。これからもこのようなものばかり描きますが、末長くお付き合いくだされば幸いです。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。




























