
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、漫画『30分後に理由が分かったこと』を紹介する。『おたみのお頼み』(小学館刊)でも知られる作者のおたみさんが、11月29日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、4.7万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、おたみさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
立ち飲み屋を訪れた時の心温まるエピソード

おたみさんが立ち飲み屋で過ごしていると、1人の男性がやってくる。「大将!これお願いしますね」と男性が差し出したのはプレゼントの包み。立ち飲み屋の大将が快くそれを受け取ると、男性は店を後にした。
30分後、男性が女性を連れて戻って来るが、彼女は「ちょっとー、記念日なのにいつものお店ー?」と口にする。それでも笑顔の男性を見て、先程の大将とのやり取りの意味をおたみさんは理解するのだった…。
この暖かい気持ちになる漫画を読んだ人たちからは、「粋な男性と大将だ」「常連さん特有の信頼を感じる」「サプライズは見てて楽しいね」「この後喜んでもらえるといいな」など、多くのコメントが寄せられている。
「起きたことが伝わりやすいように心がけて描きました」作者・おたみさんに漫画創作へのこだわりをインタビュー

――本作を創作したきっかけや理由があればお教えください。
いつも行く立ち飲み屋で、相手を思い遣って下準備をする彼氏さん、嬉しそうに「任せとけ!」的に受け入れている大将に感動したので、漫画にしてこの出来事をシェアしたいと思いました。
――本作では、彼氏さんと飲み屋の大将の粋な計らいが非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
こだわった点は、立ち飲み屋のドアを開ける視点を固定気味に描いたところです。ケーキを持って来たり彼女さんを連れて来たりと、ドアが開くたびに話が展開するよう、起きたことが伝わりやすいように心がけて描きました。
――特に記憶に残っている当時のやりとりなどがあれば、理由と共にお教えください。
大きなケーキを切り分け、来客のみなさんにも配っていたのですが、それぞれ食べた人が「おめでとうございます」と笑顔で言い、初対面の人もいたはずなのに大きな食卓のようにお店全体で彼女さんを祝ってる雰囲気が素敵でした。
――今後の展望や目標をお教えください。
読んでくださった方が、少しでも笑ってくれたりほっこりしたりする漫画を描いて行きたいです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつも僕の拙い漫画を読んでくださって本当にありがとうございます。本当に皆さんのお声がパワーになっています。これからも描いて行きます。前回までのこちらの漫画を読んでいただけると、今描いている漫画が続きとして読めますので、お時間ありますときによろしくお願いします。全180話、無料で読めます。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。































