
元・テレビ東京のプロデューサーで、現在はフリーのテレビマン・佐久間宣行氏がメインパーソナリティの「オールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送)が11月26日に放送され、バカリズムが2027年度前期の連続テレビ小説「巡(まわ)るスワン」の脚本を手がけるニュース等や自身の50歳の誕生日の話などで盛り上がった。
「バカリズム脚本のすごいところはやっぱり…」
この日、黒いロンT姿で登場した佐久間氏は、バカリズムについてのトークを展開。冒頭で佐久間氏は「バカリズム先生、ついに朝ドラの脚本家ということで」とニュースを読み上げると、「2027年度前期の連続テレビ小説のタイトルが『巡(まわ)るスワン』で主演を女優の森田望智さん、脚本がバカリズムで制作開始」と詳細を説明していく。
「(バカリズムがすごい人だということは)知ってましたよ、すごいすごいとは思ってましたけど…。ここまでとは思いませんでした」と目を丸くする佐久間氏は、「演者として仕事しながら朝ドラ書ける人っているんですか!?朝ドラって脚本家さんたちがすべてを賭して書くものじゃないの?」とただでさえ多忙なバカリズムがさらに帯で半年も続く連続テレビ小説の脚本を手がけることに衝撃を受けているよう。
「(朝ドラの脚本って)才能と体力が両方いるものでしょ?この仕事で人生が変わるんだ!みたいなさ、一生になる代表作をつくるんだ!って(いう覚悟を持った)人でしょ?」と持論を展開する佐久間氏は、「…単独ライブとかをやりながら書くものじゃないですよね?」と首を捻る。
続けて、「バカリズム脚本のすごいところはやっぱり、男女を含めた世の中のことすべてを本当にフラットに描くっていうか」と佐久間氏の視点で分析し、「バカリズムの描く女子の会話って別に男子にそのまま置き換えても大丈夫なの。だから、はじめからそこがフラットだから、女の人が見ても、女子校のノリっていうか」と熱く語っていく。
「多分、バカリって男子校の人じゃん?」と前置きする佐久間氏は、「で、男子校のノリで書くと女子を想像で書いちゃうのよ。だから、男の書く脚本には必要以上に幻想化された女子が出てきて、女の子ってそんなもんじゃないよってなるんだけど…」と自身の考えを続ける。
そして「バカリって、男子校での会話を女子校に置き換えたテンションで描けるから。性別によるバイアスがないの。実はそっちの方が正しいんだよね。だから、あの人の描くものって男女関係なく受け入れられるんだろうなと思う」とバカリズムの脚本が大衆から愛される理由を推測した。
「『ご褒美仕事です』って言われたいもんですよね」
「あと、何も起きない日常の方が面白いっていう人だから。で、日常の会話を面白くしてる人だし、かつ長台詞がないんだよね。ずっとテンポなんだよ」とバカリズムの脚本の特徴を力説する佐久間氏は、「良い意味でね、演者を信用もしてるけど、信用もしてないから、相槌まで全部書くっていう。だから、ちゃんと作品であの人のテンポ感とかコント感とかがちゃんと担保されているんだよね」と明かす。
最後に佐久間氏は「俳優さんたちにとってはバカリの仕事ってご褒美仕事らしいですよ。もう(脚本を)読んでるだけで面白くなるからって。なんかのインタビューで見た」と話し、「『ご褒美仕事です』って言われたいもんですよね〜」と笑いながらバカリズムへの憧れを漏らしていた。
今回のイチナナ限定アフタートークでは、「佐久間宣行のNOBROCK TV」初のリアルイベント「NOBROCK FES 2026」やそこから派生した“捨て猫同盟”についての話題に花を咲かせる佐久間氏だった。
なお、同ラジオはライブ配信アプリ・17LIVE(イチナナ)でも同時生配信され、生配信では番組収録の映像やリスナーからのリアルタイムでのコメントに加え、本編放送後のイチナナ限定アフタートークも配信されている。
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