
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、漫画『堂々と手ぶくろを買いに』を紹介する。Tシャツ工房「ekot(イコ)」のお絵描き担当でも知られる作者のタカさんが、11月30日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、2.1万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、タカさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
お店にやってきたかわいらしいきつねとの時間

お店にやってきたきつねは、「このおててにぴったりのてぶくろください!!」と両手を挙げて挨拶した。ここに来れば買えると母から聞いてやってきたというきつねに、店員はあ然としてしまう。
人間のようなジョークを交えつつお金もしっかり渡してくるきつねに、1番小さなサイズの手ぶくろを渡す店員。礼儀正しく挨拶したきつねに、店員は「今度来るときはもうちょっと…きつねだってわからないようにした方がいいよ」と伝える。するとそれを聞いたきつねは何か思い立ち…。
この思わず和んでしまう漫画を読んだ人たちからは、「心が100万回浄化された」「モッフモフにしたい」「あまりにも癒される」「サービスしたくなる」など、多くのコメントが寄せられている。
「ギャップに笑ってもらえたらいいなと」作者・タカさんに漫画創作へのこだわりをインタビュー

――本作を創作したきっかけや理由があればお教えください。
普段「Tシャツ工房ekot」というオンラインのTシャツショップでイラストを描いております。そちらで「このおててにぴったりの手ぶくろください!」のイラストを描いたところたくさんの反響があったので、そこから発想して漫画を描いてみました。
――本作では、愛らしい言動とお茶目さを持つきつねが非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
モチーフは昔話ですが、現代のわたしたちに身近なものを出すことで、ギャップに笑ってもらえたらいいなと思いました。小さくても礼儀正しいきつねと、子供のために一生懸命パンを焼いているお母さんの健気で優しいところが伝わるといいなと思います。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
きつねが「手ぶくろ」とかけて「お手ごろ」と言ってくるところが、きつねの人間を全然警戒してない感じや、お茶目さが出ていて気に入っています。
――普段作品のストーリーやキャラクターデザインなどはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
普段描いているのはTシャツの絵なので、1枚でパッと伝わるようなものを心がけています。漫画はそこからもっと発想が広がったときに描いています。あとは動物を描くのが好きなので、思いついたものと組み合わせてみることが多いです。
――今後の展望や目標をお教えください。
もっと色んなものを描きたいし、たくさんの人に見てもらいたいな〜と思っています。いつか書籍にイラストを描くのが目標です。あと道端で自分の描いたTシャツを着ている人に会うのが夢です。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつもご覧いただきありがとうございます。たくさんコメントいただくのですが中々お返事できなくてすみません。今後ともTシャツ工房ekotともども、お付き合いいただけたら嬉しいです。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。






























