開始当初の“不機嫌疑惑”タカアンドトシが語る『フットンダ』15年の軌跡 トシは「オプションなしの“かけそば”」独特すぎるコンビ愛も

2025年12月31日(火曜深夜1:59‐翌朝6:00(※2026年1月1日午前1:59‐朝6:00)、中京テレビ・日本テレビ系)にて『日本で一番早いお笑いバトル!フットンダ王決定戦2026』が放送される。
今回で記念すべき15回目を迎える本番組。MCを務めるタカアンドトシが囲み取材に応じ、番組立ち上げの裏話から、来年50歳を迎えるコンビの現在地まで、たっぷりと語り尽くした。
長男=フットンダ歴。「ダジャレかよ」と鼻で笑ったと思われていた?
――「フットンダ王」が今回で15周年を迎えます。今の心境や、番組が長く愛されてきた秘訣を教えてください。
タカ: 気づいたら15回か、という感じです。一回一回やってきたら、もう15年経っていましたね。
トシ:実はうちの長男が番組が始まった2011年に生まれたので、今年で15歳。息子はまだまだ子供だなと思いますけど、番組にしては15年続くってすごいこと。番組もちゃんと成人を迎えるまでやっていきたいですね。
タカ:「フットンダベイビー」だ。
トシ:そうなんですかね(笑)。あとは年末になると「仕事納めはフットンダ終わりですか?」と聞かれるのが定着してきました。皆さんの中に「お正月といえばフットンダ」というのが根付いてきているのを実感します。お正月の風物詩になったと言えますかね?
タカ:まだですね。20年やらないと(笑)。僕らの番組で20年続いているものはないですから。タイトルも内容も変わらず、ただ「お題に答えて布団を飛ばす」というシンプルなことを15年やらせてもらえているのは光栄です。
――立ち上げ当初の思い出はありますか?
タカ: 最初、プロデューサーが企画書を持ってきた時に、僕らが鼻で笑ったと思われていたらしいんですよ。「布団が吹っ飛んだ? ダジャレの番組かよ」みたいな顔をしたと、未だに言われます(笑)。
当時は僕らも尖っていたのか、プロデューサーも「なんだあの態度は」と思っていたそうで。それが今や戦友として15年も続いている。「まさかこのフットンダが」という気持ちです。
トシ: 僕らはそんなつもりなかったんですけどね(笑)
――なぜお二人に白羽の矢が立ったのでしょうか?
タカ: プロデューサー曰く、僕らの漫才ネタには言葉遊びや「似た言葉で間違える」といった“もじり”が多いから、この企画に合うんじゃないかと。僕も昔からそういうネタが好きだったので、実は企画を見た時は「楽しそうだな」と思っていたんですよ。態度が悪かった記憶はないんですけどね…(笑)
過去一番の記憶に残る回答は「カニ置いといた」
――この15年の中で、一番記憶に残っている「フットンダ瞬間」は?
タカ: レギュラー放送時代の回答なんですけど、ナイツの土屋が『幸せな結末』(大滝詠一)の「髪をほどいた~」という歌詞をもじって、「カニ置いといた~」と回答したのが一番笑いましたね。あれは未だに超えられていない名回答です。
自分自身の回答で言うと、バレーボール選手をもじるお題で、当時活躍していたパワフル・カナ(大山加奈選手)をもじって「パワフルかな?」って疑問形で筋肉ムキムキの絵を描いたやつ。あれが一番面白かったですね。
トシ: 自分のかよ(笑)。僕は回答そのものというか、次長課長の河本さんが、歌のモジり回答をした後に、その続きの歌詞もずっと歌い続けるというのを4~5年やっていたことですね。緊張感のある中で、あの「ちょけた」感じがすごく印象に残っています。長く続けるほど味が出るんですよね。

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